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..*..*.. 2006 Jul 27, Thu ..*..*..

'*★ 早起き ★*'


1ヶ月前、F1を見に行ったインディアナポリスと、ここ、カリフォルニアの時差は3時間。

インディアナポリスから戻ってきてから、いい具合に朝の6時に起きられるようになりました。

それまでは、起きるのは7時過ぎで、6時に起きようとすると頭がぼーっとして、一日中、調子が出なかったので、別に早く起きる必要もないので、そのままにしてました。

が、この時差ぼけのおかげで6時に起きられるようになったので、6時半からジョギングすることにしました。これがなかなか気持ちいい。

今までは、家と会社の距離が10分足らずなので、会社のランチタイムに戻ってきてジョギングしてたんだけど、「着替えて、走って、シャワーを浴びて、ランチを食べて、会社に戻る」ということをするのに、1時間はあっという間に過ぎてしまい、一瞬の気も抜けないあわただしいジョギングタイムでした。

今は、朝の6時半が涼しくて気持ちいいということの他に、昼はランチをゆっくり食べられて、一日をゆったり過ごせるということに気がつきました。

1時間早く起きるだけでずいぶん違うものです。

でも、ほんとは、もうあと1,2時間早く起きられると嬉しいんだけど。

F1放送がライブで見られるんですよね。(F1のあるヨーロッパの昼の時間がカリフォルニアの早朝)。F1のあるその日だけ早く起きようと思っても、眠くてぜんぜん集中できないので、結局は録画放送を見ることになってしまうので。

贅沢いうとキリがないですね(笑)


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..*..*.. 2006 Jul 24, Mon ..*..*..

'*★ ベランダの花:7月中旬 ★*'


ミニバラがすくすく育ってます。次から次へとつぼみをつけて、冬場以外、半年以上楽しめます。バラが愛される花の理由がわかりますね。

ラベンダー、花が3本。鉢がきゅうくつなので、来年は植え替える予定です。

ナスタチウムも花が咲きました。たった1つの種しか蒔いてないのに、ここまで育って花までつけてくれるとは。嬉しいものです。


ミニバラ ミニバラ

ラベンダー ナスタチウムの花

ここのところの暑さで、今は、朝と夜の2回、水やりしています。


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..*..*.. 2006 Jul 20, Thu ..*..*..

'*★ ベランダ菜園:7月中旬 ★*'


きゅうりが3日おきくらいに1本ずつとれます。

昨年は1つのプランターに3本植えたんだけど、父から2本にした方がいいと言われていたので、今年は2本づつ植えました。すると、葉っぱの大きさが去年と断然違うんですよね。

トマトはかなり伸びて、花が咲き始めました。去年の父のアドバイスの通り、水と肥料は控えめにしてます。

三つ葉はどんどん茂って、お味噌汁にちょっとだけとってきて入れる、ということができて楽しいです。とりたては、香りもいいようです。


生い茂るきゅうりの葉 生い茂るきゅうりの葉

生い茂るきゅうりの葉 きゅうりを下から映してみた

伸びるトマト トマトの隣は
「三つ葉」と「つけな」


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..*..*.. 2006 Jul 17, Mon ..*..*..

'*★ アプリコットジャム ★*'


jam

今年もアプリコットの季節になりました。アプリコットの季節ってりんごやいちごに比べるとぜんぜん短いですよね。安売りしてるのなんてほんの一瞬。ジャムを作るのは年に1度くらいです。

ジャムのレシピっていろいろありますよね。私は、以前は、果実の重さの半分のお砂糖を使ってたんだけど、それだと傷むのも早いんです。ジャムは、長い時間をかけて少しずつ食べたいもの。それで、最近では、果実の重さの80%のお砂糖を使っています。

ジャムを入れる瓶の煮沸は、友達の麻美のサイトのを参考にしてます。「たっぷりのお鍋に水を入れて、瓶を入れて、火にかける。沸騰してから少しおいて、布巾の上に取り出して冷ます。で、ジャムが熱いうちに瓶に入れて密封。冷えたら冷蔵庫へ。」

煮沸方法は、Webでいろいろ調べたんだけど、これが一番、楽で安心だと思う。


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..*..*.. 2006 Jul 13, Thu ..*..*..

'*★ F1 2006 USGP 日曜日のグランプリ ★*'


レースは午後1時からですが、私たちは朝の6時にホテルを出発しました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
朝6時過ぎの入り口
まだ人は少ない
F1 Village

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
お店はこんな感じ カンガルーTV

カンガルーTVの前に長い列ができていました。なんだかわからなかったんだけど、あとで調べてみたら「サーキット専用レンタル・ポータブルTV」を貸し出していたとのこと。サーキットにいながらにしてテレビ観戦ができるそうです。試験的なレンタルだったそうです。


F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
フォーミュラBMW ポルシェ ミシュラン カップ

これまでF1のことばかり書いてきましたが、F1の合間に余興のレースもやっています。

アメリカGPでの余興レースは2つ。「フォーミュラBMW」と「ポルシェ ミシュラン カップ」。金曜日と土曜日には、それぞれフリー走行や予選をやっていて、日曜日の午前中に本戦がありました。


私たちが座ったのはE席。値段はアメリカGPでは一番高く150ドルです。ピットロードが目の前で、ピットに入る車をいち早く見ることができます。

この席、売り切れになるのも早かったし、F1好きが多く座っているような気がしました。というのも、サイン入りの帽子をかぶってる人を3、4人見かけたんですよね。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
E席左手側
スターティンググリッドあたり
E席正面

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
E席右手側
ターン13
恒例の飛行機

ターン13というのは、最高速タイムがでるカーブです。アメリカGPが難しい&おもしろい、と言われる理由もここにあります。

というのも、ターン13を含めたこのストレートはエンジンの全開時間が25秒間もあり、タイヤとエンジンに一番負担がかかります。でも、ここに合わせたセットアップをすると、インフィールドの曲がりくねったカーブでは遅くなってしまいます。だからドライバーたちはぴったりのセットアップを見つけるのに悩むそうです。

+++++


午後1時。気温36℃、路面温度42℃のドライコンディション。いよいよスタート!!!

開始直後、「へ?」という感じでした。スタートしてすぐの1コーナーで多重クラッシュが発生したのです。

F1を見るときは、とにかくスタート直後でクラッシュしないことを祈ります。スタートが一番危ないし、ドライバーがリタイアでいなくなってしまうとつまらないからです。今年もずっとそれを心配しながら見続けたF1。まさか、アメリカGPでそれが起こるとは。。。

ひどいよー。マクラーレンの2台、BMWのハイドフェルド、地元グランプリのトロロッソのスコット スピード、ウィリアムズのウェーバー、レッドブルのクリエン、スーパーアグリのモンタニーの7台がオープニングラップで1周もしないうちにリタイアしてしまったのです。

ハイドフェルドなんて宙を舞ったそうです。

このダメージでホンダのバトンも3周走ったあとリタイヤ。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
セーフティーカー中 セーフティカー中

でも、琢磨が上位になったからいいや、それに、フリー走行から速さをみせてくれたBMWのビルヌーブがいるから、まだまだバトルが見られて面白くなるかも....などと自分を慰めていたら、

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
琢磨! ピットレーンに(たぶん)トヨタ

再スタートのあと、今度は琢磨とモンテイロが接触。何が起こったのかわからないまま、琢磨も消えていきました(涙)

20周過ぎ、(私の)期待のBMWのビルヌーブもエンジントラブルでリタイア。

クラッシュの影響を受けなかった上位陣は、ルノーのアロンソとフィジケラが入れ替わったり、フェラーリのミハエルとマッサがピットストップで入れ替わったりしていましたが、心ときめくバトルはなかったですね。

唯一、レッドブルのクルサードがウィリアムズのニコを抜き、トロロッソのリウィツィがやっぱりニコをオーバーテイク(追い抜き)したのが面白かったですね。このバトルがせめてもの慰めとなりました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
レッドブルのクルサードと
トロロッソのリウィッツィ
ピットレーンにルノー

とはいえ、フェラーリファンも多いアメリカ。圧倒的なフェラーリの勝利に湧いていました。

また、今年、あまりついていなかったトヨタ勢が検討してくれました。トゥルーリは今年最高の4位。ラルフも頑張ったけど、最後の最後でリタイアしてしまいました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
クラッシュした車の引き上げ 琢磨のマシンの引き上げ

あとでコメントを読んですごいと思ったのはレッドブルのクルサード。スタート直後で「嫌な予感」がして、少しぐらい順位を落としてもいいからと、安全な場所を選んだそうです。彼は去年のスパでも、同じように多重クラッシュを免れていました。一瞬の判断力のすばらしさです。普段は地味だけどね。

結局、2006年アメリカグランプリは、22台中、完走9台。去年は6台しか走らず大きなブーイングの嵐でしたが、去年は全部で20台中の完走6台だったので、なんと完走率にすると去年も今年もあまり変わらないんですね。こんなことがあっていいのでしょうか(笑)

ところで、リタイアした車が引き上げられるところは初めて見ました。琢磨のマシン、ドライバーが乗ってて欲しかったよ(笑)


そんなこんなで、あっという間に過ぎた2006年インディアナポリスのF1観戦。おつかれさまでした〜♪

ここに載せきれなかった画像は、こちらにアップしました。画像を1枚クリックして、[次へ-->]をクリックしていくとスライド風に見ることができます。

+++++


翌日、無事にダラス経由でカリフォルニアに戻ってきました。

家に着いてびっくり。

たった5日間で、きゅうりがものすごく成長してました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
行く前はこれくらい小さかった 帰って来たらこんなに大きくなっていた

今年の初物です。

アパートに水やりをしてくれるサービスがあるので、枯れることもなく元気でした。


さて、次はフランスGP! 今週末です。アメリカGPの更新がその前に終わってよかった〜♪


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..*..*.. 2006 Jul 11, Tue ..*..*..

'*★ F1 2006 USGP 土曜日の公式予選 ★*'


2006年7月1日、土曜日にはフリー走行と公式予選がありました。

今回は両方とも、スターティンググリッドの前、ルノーのピットの正面の一番高いところから見ました。ちなみに私たちはルノーファンです。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ルノーのピットの正面から見ました 右側はこんな感じ

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
左側はこんな感じ エクレストンが(ヒソヒソ)話してた

バーニー エクレストンとは、F1界を牛耳る2大勢力のひとりです。F1開催地には必ず来ています。いつもヒソヒソ話してるらしいです。ちなみに2大勢力のもう一人はマックス モズレー。

さすがにここはアメリカだけあって、トロロッソのスコット スピードは大人気でした。「スコットー」の声があちこちから聞こえてきました。

それからマクラーレンのモントーヤ。今年も相変わらずものすごい声援でした。

F1デビューした頃は本当に早くてかっこよかったんだけど、一昨年あたりからミスが目立って、精鋭を欠いてきた感のあるモントーヤ。それでも毎年、こんなに応援がくるんですね。みんなから愛されているドライバーという感じがしました。

「このモントーヤファンたちはモントーヤがいる限り、いつまでも応援し続けるんだろうなー」なんて思っていたら、レースの1週間後に「モントーヤが2007年度からのナスカーへ転向する」と発表されました。ナスカーとはアメリカ国内だけのレースでアメリカで一番人気を誇るレースです。

そしてそして、このブログをアップする12時間くらい前に、モントーヤのF1引退のニュースが。まだ今年度も半分残っているのに、驚きです。

+++++


フリー走行は、午前10時に開始。気温28℃、路面温度34℃のドライコンディション。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
アメリカ人ドライバー スコット スピード スーパーアグリ

トロロッソのスコット スピードが早々に出て、しばらくトップタイムをキープしていました。

すごかったのはフェラーリのミハエル シューマッハです。昨日からずっと1分11秒台に入るかを見守ってたんだけど、いきなり1分10秒台を出しました。フェラーリのマッサ、ルノーのフィジケラも11秒台を出して、予選前の早さを見せつけられました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
フリー走行3終了 引き上げる人々(主に報道陣)

フリー走行終了と同時にピットから出てくる人々。これだけの人が走行中も、写真撮ったり取材したりしてるですね。ごくろうさまです。

+++++


土曜日の午後には、公式予選がありました。予選方式が今年はまた変わりました。

去年までは1台ずつタイムアタックしてきたのですが、今年から、全マシンが一斉にコースに出ます。1時間を3つの時間に分けて、早いタイムを出したドライバーが次の予選に上がることができる「ノックアウト方式」です。

★1次予選
15分間で、全マシン(22台)がコースを走行して、終了時点の下位6台のグリッドが決定する。搭載する燃料は自由に決められる。

★2次予選
残り16台が次の15分間アタックを行う。終了時点の下位6台が中盤グリッド(11番から16番)につく。搭載する燃料は自由に決められる。

★最終予選
残り10台が20分間アタックを行い、決勝レースの上位10グリッドを決定。最終予選に出場するマシンは、決勝スタート時の燃料量で走行する必要がある。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
1次予選のはじまり トヨタのトゥルーリは
マシンに問題を抱えて予選落ち

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ルノー マクラーレン

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
マクラーレンのピット作業 フェラーリのピット作業

午後1時スタート。気温34℃、路面温度52℃のドライコンディション。

1次予選。いつもはすぐ落ちるミッドランドが早かった。それからトロロッソのスコット スピード。地元だから奮起したのか、いつもと違って、チームメートのリウィツィより早い!

トヨタのトゥルーリはトラブルをかかえてピットに戻っていきました。

1次予選で落ちたのは、スーパーアグリのモンタニー、トロロッソのリウッツィ、トヨタのトゥルーリ、ウィリアムズのニコ、スーパーアグリの琢磨、レッドブルのクルサードの6台。

2次予選。フェラーリ2台とルノーのフィジケラはすぐに当選確実。ところが、今年ダントツで早いはずのアロンソが脱落ラインに。が、かろうじてタイムをだし、最後の最後で生き残りを争ったのはマクラーレンの2台。ライコネンとモントーヤ。

ここではぜひ、モントーヤに勝って欲しかったけど、モントーヤの最後のアタックに入る直前で時間切れとなって、モントーヤが脱落。なんかモントーヤっていつもこんな感じで、F1界ってモントーヤに厳しいと思ってしまうんだよね。

ここで最終予選進出をはたせなかったのは、レッドブルのクリエン、ミッドランドの2台、トロロッソのスピード、ウィリアムズのウェーバー、そしてマクラーレンのモントーヤ。
ウィリアムズもいつもはもう少し早いのですが...

そして最終予選。ここでは今までに見たことのない光景を目にしました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
第3ピリオド(最終予選)の開始前
マシンが集まる
どんどん集まる

上の写真のように、スタートラインに各マシンが集まり始めたのです。こんなの見たのは初めてでした。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
スタート! 早すぎて何も映ってない
こんな写真が多い(笑)

一斉にスタート!!最初からみんなすごい勢いで、ぐるぐるぐるぐる。この数周は、本戦よりも熱気を感じました。とにかく全員、一発のタイムを出すことに必死です。

いつものことですが、最終予選の残り10分を切ると各ドライバー、続々とタイヤ交換を始めます。

タイヤは新しければ新しいほど、一発のタイムが出せる。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ルノーのピット作業 フェラーリのピット作業

こんなタイヤ交換のシーンは最終予選ならでは、です。

本戦と違って、ピットで多少時間をとられても、一発のタイムさえだせばOKなので、2台がほど同時にピットインするシーンも見られます。本戦ではそんなの時間の無駄なので見られないシーンです。

写真のルノーのように、1台めの作業中に2台目が待っていたり、フェラーリのように同時に作業したりしてました。

最後の5分間は本当に息をのむ瞬間です。ここに予選全体のバトルが集結している、というか。

結果、フェラーリの圧勝でした。ルノーのアロンソは、思ったほどタイムが伸びず5番手に。めずらしい。

公式予選の結果は順に、フェラーリのシューマッハ、マッサ、ルノーのフィジケラ、ホンダのバリチェロ、ルノーのアロンソ、BMWのビルヌーブ、ホンダのバトン、トヨタのラルフ.シューマッハ、マクラーレンのライコネン、BMWのハイドフェルド。

ホンダはいつも予選では早いですね。今回はBMWが速かった。

見応えのある公式予選でした。

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ここに載せきれなかった分は、こちらにアップしました。画像を1枚クリックして、[次へ-->]をクリックしていくとスライド風に見ることができます。


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..*..*.. 2006 Jul 09, Sun ..*..*..

'*★ F1 2006 USGP 金曜日のフリー走行 ★*'


金曜日には2回のフリー走行(Free Practice)がありました。

フリー走行というのは、レースで走るのマシンの状態を確認したりセッティングを決めるために、本番と同じコースを走行することで、言ってみれば、レース前の最終調整です。

昨年の順位で5番目以下のチームは、金曜日のみフリー走行で3人目のドライバー(サードドライバー)を走らせることができます。

今年3人めを走らせることができるのは、ウィリアムズ、ホンダ、レッドブル、BMW、ミッドランド、トロロッソ、スーパーアグリです。

金曜日にたった一人ドライバーが増えるだけなのですが、このときにサードドライバーからとれるデータはとても貴重だそうです。

各チーム2人の日曜日にレースをするドライバーにとっては、本戦にそなえてエンジンを酷使したくないので、サードドライバーがいるということが大切です。

サードドライバーにとっては、自分がサーキットで早く走れるということを示すための貴重な時間となります。

日本人の注目は、何といっても2戦前からスーパーアグリでサードドライバーとして走ることなった山本左近でしょう。井出有治のことがあっただけに、万一失敗したら、とはらはらさせられます。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
フリー走行1で観戦した場所
ターン8と9が目の前
マーシャル

11時からフリー走行1が開始。気温27℃、路面温度39℃のドライコンディション。私たちは2004年にも観戦したターン8とターン9を見ることができる場所を陣取りました。

以下はうまくとれた写真です。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
フェラーリのミハエル ルノーのフィジケラ

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ホンダのアンソニー レッドブルのクリエン

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ホンダ、トロロッソ、BMW スーパーアグリのモンタニー

スーパーアグリの左近くんはほとんど最初から最後まで走っていました。

サードドライバーの条件はレースドライバーより早く走ること、たくさん走ること。左近くんは琢磨よりちょっと遅かったけど、スーパーアグリの2人目のドライバーのモンタニーより早く、これなら合格、の声が聞こえてきそう。

ミッドランドのモンディーニ、BMWのクビカ、ウィリアムズのウルツが30周以上走ったサードドライバーたち。

いつもすばらしい走りを魅せてくれるホンダのサードドライバーのアンソニー。1'12.083のトップタイムをマークしました。

そしてやっぱりフェラーリのミハエル・シューマッハ。終了間際にコースインし、いきなり2番手のタイム。でも、その直後にコースアウト。たった一度のタイムアタックで、2番手のタイムを記録するとは。

ところで、今年もiBookを持っていって携帯からつなぎ、タイミングモニタを見ながら観戦しました。これがあると、だれがどんなタイムを出したかがその場でわかるので楽しみも倍増するんですよね。

ですが、そのiBookの写真を撮るのを忘れてしまいました。でも、一緒に行ったでぶんさんが、ここに載せてくれました。ありがとうございます〜♪


F1 USGP 2006 F1 USGP 2006

観戦を終え、移動する途中に見つけました。この子が4年前に、幼稚園のときに作ったそうです。記念の写真を撮っていると、立ち上がって装着してくれて、カメラを向けた人の方に向いてくれました。髪もフェラーリ色ですね。

+++++


さて、お昼をはさんで、フリー走行2回目は午後2時にスタート。気温29℃、路面温度46℃というドライコンディション。

フリー走行1では雲もなく快晴だったんだけど、フリー走行2のちょっと前くらいから曇りはじめました。

2回目は、1回目に見た場所の向かい側のターン10が見える場所から観戦しました。ここには観戦用モニタが用意されていて、見えない場所で起こった映像も見ることができました。

以下がうまく撮れた写真です。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
スーパーアグリの山本左近 ウィリアムズのウェバー

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
トロロッソ、レッドブル、スーパーアグリ トヨタのトゥルーリ

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ルノーのフィジケラ ウィリアムズ、スーパーアグリ、レッドブル

スーパーアグリのセカンドドライバーのモンタニーは早々にコースアウトしてタイム計測をできず。琢磨、左近はもちろんだけど、モンタニーも応援しているので、これはちょっと残念でした。

ホンダのアンソニー、BMWのクビカなど、サードドライバーたちが淡々と着々と走ってタイムを出していく中、サードを出せないフェラーリ、ルノーのレースドライバーたちも魅せてくれました。

琢磨のすばらしい走り。ずっと左近くんが琢磨より上のタイムだったので「左近くんもこれで立派なサードドライバーだ」なんて思っていたら、最後の最後で29人中22番手へ。スーパーアグリのマシンでは、いつもビリだったので、これはすばらしい結果です。

不思議だったのは、ミッドランド。サードのモンディーニが5番手、モンテイロが7番手と今まで見たこともなく良い順位だったこと。

あとになってミシュランタイヤが今ひとつだということがわかりました。琢磨やミッドランドはブリジストンなので、おそらくこんなに早かったようです。

でも、フリー走行の結果からは、ミシュランのBMWも始終早かったのです。

BMWが早かったのは、レギュレーション違反かもしれないとされる可変ウィングのおかげだったのかもしれないようです。そういえば、カナダGPからいきなり早くなっていて。(でもこの真相はまだ何も言われていません。)

そういえば、周回数を多く走ったミシュランのサードドライバーたちは、最後の方、少しよれよれでした。1周のタイムはよくても「レースが心配だね」なんて話していたのですが。

聞くところによると、ブリジストンは、他のアメリカのレースにも参加しているので、インディアナポリスのサーキットの路面のデータがたくさんあるけれども、ミシュランにはデータがまったくないそうです。インディアナポリスのサーキットはタイヤを酷使するのにデータがない、これがミシュランの弱みでした。去年もね。決してミシュランがブリジストンに劣っているわけではありません。



ここに載せきれなかった分は、こちらにアップしました。画像を1枚クリックして、[次へ-->]をクリックしていくとスライド風に見ることができます。

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つい先週、来年からは3人目のドライバーは走らせない、ということが発表されました。レースドライバーを金曜日にも走らせるためだそうです。そんな気遣いいらないんだけどな。


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..*..*.. 2006 Jul 07, Fri ..*..*..

'*★ F1モナコGPのミハエル・シューマッハ ★*'


2006年F1モナコGP。モナコは世界3大グランプリのひとつで、モナコ市街地(サーキットでなくて普通の道)がコースの伝統あるレース。

道はせまく、アパートとかホテルがあるからドライバーにとって視界もせまく、抜きどころが少ないため、予選での順位が大きな鍵となります。予選で早いタイムを出してレースで前の方からスタートできれば後ろのドライバ−は簡単には抜けませんからね。

その予選で、フェラーリのミハエル・シューマッハは、自分が最速のタイムを出したあと、コース上に止まってしまい、他のドライバーの最速タイムアタックを台無しにして、レースが中断(イエローフラッグ)となったまま時間切れとなりました。

ミハエルはこれは自分のドライビングミスだと言ったんだけど、審議の対象となり、それから6時間後に、このストップは故意だったとして、ミハエルのタイムは抹消、レースでは最後尾からのスタートというペナルティを受けました。

ミハエルはなにがなんでも勝ちたいドライバーであり、おそらくこれは故意だったというのが一般的な見方。

でも驚いたのは、このペナルティが出たこと。素人目にみても、主催者FIAは、いつもフェラーリにはおとがめなしでしたからね。

ただし、今回は、フェラーリ以外のチーム関係者は、みんな疑いのコメントを出してました。FIAもこの流れには逆らえなかったのでしょう。異例の長い審議時間で、予選から6時間以上たっての、FIAの苦渋の決断だったと言えます。

日曜日のグランプリ。普通、モナコでは、多重クラッシュ、単独クラッシュなんかがあってまともにレースにならないことも多い中、今回は途中まで全車完走で、なかなかおもしろい展開となりました。

そんな中ですごかったのはミハエル。抜けないモナコのはずなのに、抜くわ抜くわ、ピット戦略もすばらしくで、22番手スタートで5位フィニッシュ。本当にすばらしいレースでした。

こうなってくると、ミハエルはあんなところでマシンを止めないで、2番手か3番手のスタートに甘んじても、プッシュしてオーバーテイクして、そして堂々と優勝して欲しかったです。と思った人はたくさんいたようです。


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'*★ F1 2006 USGP 木曜日のピットウォーク ★*'


F1 アメリカグランプリに行ったのは、2002年2003年2004年に続いて4回目。去年は家でテレビ観戦してました。

F1は基本的に4日間で構成されています。木曜日のイベント、金曜日のフリー走行、土曜日の予選、日曜日の本戦(グランプリ)。

木曜日から参加したのは今年が初めて。4回めにしてフル参戦(=すべての日程に参加)です。

水曜日にサンノゼからダラス経由でインディアナポリスに入り、今年は、ブログで知り合ったでぶんさんとかずぅさんご夫婦と現地で合流しました。

2006年6月29日、木曜日の朝8時。いよいよ出発です。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
木曜日だけは場内に駐車できました
関係者気分♪(ウソ)
伝統のレンガ

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ(Indianapolis Motor Speedway)は、1909年に開設された当時、全周にわたってレンガで舗装されていたそうです。今はアスファルトですが、その頃のレンガの路面がコントロールライン上に1ヤード(0.914m)分だけ残っています。それが右上の写真。

木曜日は、ピットの中をを見ることができる「ピットウォーク(Pit Walkabout)」がありました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ピット見学中 ピットを横から見たとこ

ピット(Pit)とは、レース中にマシンの整備やタイヤ交換、燃料補給などを行なう場所のことで、メインストレート(スタートやゴールするとこ)のイン側に配置されています。

他のグランプリでは、ピット開放などなかったり、あってもものすごく高くつくそうです。アメリカGPでは、グランプリ当日のチケットを持っていれば誰でも入ることができます。

ピットクルーたちが作業しているところを目の前で見ることができました。

↓写真↓は、全チーム2枚ずつ載せてみました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
マイルドセブン・ルノーF1チーム
(ルノー)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
チーム・マクラーレン・メルセデス
(マクラーレン)
マクラーレンだけタイヤが
たくさん出ていた

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
スクーデリア・フェラーリ・マールボロ
(フェラーリ)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
パナソニック・トヨタ・レーシング
(トヨタ)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ウィリアムズF1チーム
(ウィリアムズ)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
ラッキーストライク・Honda・レーシング
F1チーム(ホンダ)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
レッドブル・レーシング
(レッドブル)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
BMWザウバーF1チーム
(BMW)
給油機のチェックか?

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
MF1レーシング
(ミッドランド)

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
スクーデリア・トーロ・ロッソ
(トロロッソ)
↑この差、比べてください↓
お金のあるトロロッソ

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
SUPER AGURI F1チーム
(スーパーアグリ)
お金のないスーパーアグリ

スーパーアグリは各椅子の前に名前が彫ってありました。「Aguri-san」って彫ってあったのが印象的。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
トヨタの高性能お天気レーダー インタビューしてた

トヨタ、レッドブル(含トロロッソ)あたりがお金のあるチームです。他も、F1に参戦するんだからそれなりにお金はありますが、今年参戦のアグリチームだけは、今のところ、一番貧乏なチームです。でも、少しずつスポンサーが決まって来てるのが嬉しいですね。

ホテルに戻ってテレビを見てたら、右上のインタビューシーンが何度も映ってました。

F1 USGP 2006 F1 USGP 2006
米国のSpeed TVの解説者
ボブ バーシャ(Bob Varsha)
ホンダのニック フライが目の前に!

ピットウォーク中にドライバー達がインタビューされてるところが映像で映し出されていました。インタビューしてたのはボブ。ピットウォーク中だったのでじっくりは見れなかったんだけど。

サイン会もあったようですが、整理券をもらえなかったので参加できず。整理券をもらえた人は少人数だったようです。

パドックの入り口のところで、ホンダ代表のニック フライに遭遇しました。至近距離1メートルくらい! 特に好きではないのですが、関係者を見られるのは嬉しいものですね。

あと、写真は撮れなかったけど、有名なF1カメラマンのけんさわさんと松本さんを見かけました。

久しぶりに歩き回ったので、疲れました〜。でも楽しかった♪

ここに載せきれなかった分は、こちらにアップしました。画像を1枚クリックして、[次へ-->]をクリックしていくとスライド風に見ることができます。


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