'*★ 2006年シリコンバレーマラソン ★*'
今年も、夏時間の終わる日に開催される「シリコンバレーマラソン(Silicon Valley Marathon)」、ハーフマラソン(13.1マイル=21.195キロ)を走ってきました。
今までに、2000年(リレー)、2001年(フルマラソン)、2004年(ハーフマラソン)、2005年(ハーフマラソン)に参加していて今年で5回目。
この1年に1度のハーフマラソンは、私のライフスタイルになって来てるかな。
普段は、1回20分くらいのジョギングを週に2、3回走っていて、9月くらいから週末に少しずつ走る量を増やしてます。
コースは、道路を抜けたあと、遊歩道のようなところを延々と走るんだけど、これが高低があって、ペースを一定にするのがたいへん。
今回は、女性のペースメーカーが2人いて、「もうだめだー」と思うと、ずっと前に行ったと思っていたその人たちが前にいたりして、勇気づけられました。
終わってから、2人とも声をかけてくれました。私が「もう遠くへ行っちゃったと思ったら前にいてびっくりした」と話したら、「私も私も」と言われました。そういえば、ときどき、坂道で、すごく頑張って何人も抜いた記憶もあります。そのあとすぐへたばるのですが(笑)
走り終わってから、しばらくすると紙が貼り出されて自分のタイムがわかるのですが、Webでもチェックできるので、今回は見てこなかったら、まだupされてないようです。
自分で計ったタイムでは、去年より2、3分遅かった感じ。2時間13分くらい。
へろへろになるけど、完走すると気持ちいいです。だからやめられないですね。
'*★ 紫蘇の実の収穫 ★*'
紫蘇の実の収穫時期って結構、難しい。花が咲いているうちは早すぎるし、ちょっと置くと茶色くなってしまって。
'*★ ブラジルGP終了 ★*'
200年、ブラジル グランプリ。今年最後のグランプリが終わりました。ワールド チャンピォンはルノーのフェルナンド アソンソに決定。コンストラクターズ チャンピォンはルノー。
それにしてもすばらしかったのは、フェラーリのミハエルでしょう。これが彼にとって最後のF1のレースでした(2006年10月現在)。
ドライバーの引退理由って、「来期のシートがない」ってことの他に、「モチベーションがなくなった」とか「体力の限界」というのが主ですが、ミハエルの本当の引退理由って何なんでしょうね。「来期のシート」だってあったと思うし、モチベーションも体力の限界もまったく感じられないすばらしいレースでした。
前回の鈴鹿でのミハエルの責任はまったくない、まさかのエンジンブローで、今回、優勝しなければワールド チャンピォンのチャンスはありませんでした。それなのに、予選でトラブルが発生し10番グリッドからのスタートとなってしまいました。その上、レース序盤で不明のパンク。(追い越しミス?)。こんな目にあったら、ビルヌーブとか、弟のラルフだったらここでマシンを下りるでしょうね。
でも、ミハエルは、最後尾に落ちたあと、オーバーテイク(追い越し)に次ぐオーバーテイクで、レースを4位で終えました。あと5周あったら3位(表彰台)に上がってたんじゃないかな。
ミハエルは、今までも故意に汚いことをする極悪人のイメージがあるんだけど、チームをまとめるリーダーとしてのすばらしいイメージもあり、なんともバランスのとれた人(?)でした。
最後の最後までレースをあきらめない精神と、実際の(何人も抜いた)行動力。本当に感動しました。今年でいなくなってしまうなんて信じられない。まだまだ魅せてくれるドライバーです。本当にすばらしいレースでした。
もうひとつの朗報はスーパーアグリチームの佐藤琢磨の活躍です。1年前には形さえなかったスーパーアグリ。今回完走17台中10位でレースを終えました(感動)。
米国の Speed TVの3人の解説者(Bob Varsha, David Hobbs, Steve Matchet)はいつもすばらしい解説をしてくれるのですが、琢磨のことを何度もほめていました。
琢磨が金曜のフリー走行で12番手、同チームのモンタニーが8位だったことに触れて、スーパーアグリの活躍のすばらしさをほめていました。金曜のフリー走行の別の国の下位チームのことなんて、気にもとめてもらえないと思っていたのに、きちんと把握してくれてるんだなぁ、と嬉しくなりました。
そして、山本左近がファステストラップ(周回の最速)で7位を出したときも。瞬間だけど、琢磨を抜くなんてすごいことです。(琢磨は9位)。
今年のF1はこれで終わりだけど、来年はますます面白くなりそうです。
そして、今日の出来事は、みんなの心に残ったはず。「ありがとう、ミハエル シューマッハ」ですね。
'*★ 日本のピーマン ★*'
朝市で、最近見つけた日本人ご夫婦のお店で買ったもうひとつ。
色とりどりのピーマンです。こっちのって、1つのピーマンがこの3倍くらいの大きさなので、たくさん買えないんですよね。それで、2、3色使いたいときでも1色でがまんしなくちゃいけなかったり。
その点、(日本で言う)普通の大きさのピーマンは嬉しいです。
'*★ 朝市の大根葉 ★*'
大根葉を食するのって日本人だけなのかな?普通のアジア系のお店では大根葉は売っていません。日系のお店にはときどき、枯れかけたのが置いてます。
朝市で、最近見つけた日本人ご夫婦のお店では、こんなに生きのいい大根葉を売ってます。しかも大根葉をわざわざ育てたらしいもの(左)。嬉しいです。
'*★ カッテージ チーズケーキ ★*'
を焼いてみました。
'*★ 鈴鹿終了 ★*'
2006年、日本グランプリ。
いやぁ、まさか、ミハエル(フェラーリ)のエンジンが壊れるなんて。
フェラーリがあまりに強すぎた頃、何度も願ったミハエルの不慮の出来事でのリタイア。でも、そんなこと一度もありませんでした。前回、エンジンが壊れたのは5年前だそうです。
だから今回、予選でアロンソ(ルノー)のタイムが思わしくなかったとき、フェラーリのマシンもタイヤも快調と聞いて、「エンジンが壊れれば」とちょっと思って、「そんなことあるわけない」とすぐに忘れました。
始まる前は、ほとんどの人が今年のワールド チャンピォンはミハエル(フェラーリ)だと思っていましたよね。私もです。
次の最後のブラジルGPで、たとえミハエルが優勝しても、アロンソはあと1点とれば今年のワールド チャンピォンになります。
つまり、ブラジルGPで、ミハエル優勝、アロンソリタイアでない限り、アロンソのワールド チャンピォンが決定します。ほとんど決まったも同然。
ただし、いろんなことがあったので、まだ何か起こるのかわかりませんけどね。
日本勢も頑張りました。スーパーアグリは2台とも完走しました。去年の今頃は、チームができることさえ発表していなかったスーパーアグリ。たった1年しかたっていないのに、2台とも完走できるマシンを作るなんてすばらしいです。
15位と17位。順位だけ見たら「なんだ、たいしたことないじゃん」って思うかもしれないけど、F1ファンには忘れられない瞬間でしたね。だって、確実に進歩しているのですから。来年が楽しみです。
'*★ 鈴鹿! ★*'
2006年、日本グランプリ。
今年のF1日本グランプリは、日本中で盛り上がっていると思います。
それもそのはず、20年間F1が開催された鈴鹿は、今年が最後となってしまったからです。来年以降の「富士」での開催が「日本グランプリ」として早々に決まり、原則として同じ国で2開催をやめようという動きから、鈴鹿は来年以降の開催ができなくなりました。(2006年10月現在)
ちなみに、鈴鹿はホンダが本拠地で富士はトヨタが本拠地です。富士が極秘でFIA(国際自動車連盟)と交渉を進めていたらしく、富士の開催決定を聞いて「汚〜い」と思ってしまいました。
富士のサーキットはかなりのお金をかけてF1用に改修したそうなのでサーキット自体はすばらしいのではないかと思いますが。
さて、鈴鹿はとてもチャレンジングなサーキットで、ベルギーのスパと並んで、ドライバーから人気の高いサーキットです。今年で最後なので(涙)、日本中からファンがつめかけ、例年では12、3万人の観客数が、今年は16万人と過去最高(見込み)になるそうです。
そして、レース! 今年は面白くなりそうなのです。以下、簡単に見所を紹介します。
☆ 優勝争い: アロンソ vs ミハエル ☆
前回書いたようにあと2戦を残して、ドライバーズポイントは同点(116)。でも、現時点での勝利数が、ミハエルの方が多いので、万一、ミハエルが優勝すれば、次を待つことなく、ミハエルの今年のワールドチャンピォンが決まります。
そして、鈴鹿は、フェラーリ&ミハエルの得意なコース...タイヤもフェラーリのブリジストンが有利です(ルノーはミシュラン)....でも、何が起こるかわからないのがレースです。
☆ コンストラクタ争い: ルノー vs フェラーリ ☆
現時点でルノー179、フェラーリ178の1点差。各コンストラクタに2人いるドライバーの成績で決まるので、誰のミスも許されません。
☆ 3位争い: フィジケラ(ルノー) vs マッサ(フェラーリ) ☆
こちらも1点差。フィジケラ63、マッサ62です。
前回の上海グランプリでのフィジケラの走りに感動しました。雨の中、安定していて、タイヤをいたわり、必要な時には優勝争いのチームメートをサポートし、必要な時には自分が前に行く。あのすばらしい走りが忘れられません。断然、注目です。
☆ スーパーアグリの最下位脱出 ☆
今年参戦した鈴木亜久里氏率いるスーパーアグリ。参戦1年目は、当然といえば当然、ずっと最下位でした。が、鈴鹿に目標を合わせてマシンの開発をしてきたとのこと、2戦くらい前からどんどん早くなっています。日本人ドライバー、佐藤琢磨と山本左近がどこまでいけるか見物です。
テレビは、国際放送ですが、開催国がカメラを握るので、自分の国のチームやドライバーをたくさん映します。下位でも接戦となれば、琢磨や左近を見る機会も多くなるはず。私の住んでるアメリカでも映像は同じ。楽しみです。
☆ 日本チーム: ホンダとトヨタ ☆
ま、とくに目玉はありませんが(笑)、ホンダはここのところ、よくなってるのでいい線いくかも。
☆ 新人: クビサ(BMW)、ドーンボス(レッドブル)、ロズベルク(ウィリアムズ) ☆
元ワールドチャンピォンのビルヌーブを追い出して(というと言葉が悪いかもしれませんが)、いきなり交代となったクビサ。第3ドライバーとしての速さは知っていたけれども、レースでもいきなり魅せてくれました。ポーランド人。
クリエンからいきなり交代のドーンボス。これまたすばらしい走り。
ニコ(ロズベルク)はここのところ精彩を欠いていますが、今年最初は注目選手でした。
さあ、もう少しで予選が始まります。楽しみですね!
'*★ アロンソ(ルノー)vsミハエル(フェラーリ) ★*'
2006年10月1日、F1 上海グランプリ終了。
F1は上海を終えて、残りあと2戦。
F1は、各コンストラクタ(チーム)と各ドライバーが1年間かけて順位を争います。今年は11のコンストラクタ(チーム)と22人のドライバーが参加しています。
一昨年までずっとフェラーリが強かったんだけど、昨年はルノー、今年も序盤はルノーが圧倒的に強く、このまま簡単にタイトルをとる(優勝が決まる)かに見えました。
が、後半に入って、フェラーリがめきめきと強くなり、上海グランプリ終了時点で、ドライバーズ ポイントはアロンソ(ルノー)とミハエル(フェラーリ)が116ポイントで同点。コンストラクターズ(チーム) ポイントでは、ルノーがたった1点差。
正直なところ、前半でルノーが圧倒的に強かったために、(おそらく、F1を面白くするために)、FIA(国際自動車連盟)は途中でレギュレーションを変更したり、アロンソに執拗なペナルティを与えました。
ルノー代表は怒って「今年のタイトルはフェラーリが勝つように仕組まれている」なんて発言をして、FIAから呼び出しを受けたりしました。
でも、おかげで(?)、誰(どこ)が勝つかわからない状態になり、おもしろくなってきました。
フェラーリが盛り返してきたところに、ミハエルの今年いっぱいの引退宣言。世の中はフェラーリを勝たせたい風潮に傾いてきました。
上海グランプリは、天気に翻弄された部分も大きいのですが、ミハエルの走りは文句のつけようがありませんでした。今回、すばらしい勝ち方をしたため、「ミハエルはまた復帰する」なんて噂も出ています。
ルノーのマシンの信頼性とアロンソの安定した走りはピカイチで、この先、アロンソやチームが万に一つでもミスをすることは考えにくく、ほんとうにチャンピォン争いが熾烈になってきました。
それに、ここから先はFIAはルノーやアロンソに対して不当な扱いはできないだろうし(笑)。
私はあまり強くなかった4年前からルノーを応援しています。今年もぜひとも勝って欲しい!!
F1サーカスは、日本に到着したようです。あと1週間を切りました。
ドライバーたちから人気の高いすばらしいサーキット、鈴鹿でF1が開催されるのは今年で最後となります。(来年からは富士)。心置きなく応援したいです。
あと、忘れちゃいけないのはスーパーアグリ。琢磨は上海では失格とはなりましたが(苦笑)、マシンはすばらしかったです。山本左近は初完走。おおいに注目しましょう!
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