'*★ 花、咲き始める ★*'
正確には2月の初めくらいの写真です。こちらは2月に入ってやっと雨が降り始めました。雨の中、咲き乱れました。
'*★ Tour of California 2009 その3 ★*'
「ツアー・オブ・カリフォルニア 2009」先ほど終りました。
9日間、本当に面白かったです。「ツール・ド・フランス」だと1ヶ月かけてやるため、最終日の2、3日前にだいたいの順位が決まって、最後のコースは比較的、楽になるのですが。「ツアー・オブ・カリフォルニア」は9日間しかないこともあり、最後の2日は山岳の厳しいコースでした。
一昨日は、ずっと活躍してきたロック・レーシングのフランシスコ・マンセイボが落車してリタイアしました。手の骨を折っていたそうです。
昨日と今日は、山登りがキツかったため、プロトンは先頭集団に追いつきませんでした。昨日も今日も、山岳に強いサクソバンクのシュレック兄弟などが活躍してました。
今日の最後は、サクソバンクのフランク・シュレックとリクイガスのニバリの一騎打ち。シュレックがステージ優勝しました。
アスタナのリーバイ・ライプハイマーはイエロージャージでトップとはいえ、2位には30秒弱の差なので、山であまり引き離されると総合で負けてしまう心配があるため、最初から飛ばしていました。
リーバイは強かった。総合で彼が勝ち越しました。3年連続で総合優勝です。2位がガーミン・スリップストリームのザボリスキー、3位はコロンビア・ハイロードのマイケル・ロジャーでした。
新人賞はラボバンクのロバート・ゲシング、山岳賞はサクソバンクのジェイソン・マッカートニー、スプリンター賞はコロンビア・ハイロードのマーク・キャベンディッシュでした。
観客動員数は200万人で今までで一番多かったそうです。ランス・アームストロングの影響かな。
そのせいか、おもしろい応援も多く笑ってしまいました。山の方では選手の速度が落ちるので、一般客が伴走みたいな感じで一生懸命走る場面が映るのですが、さすがアメリカ、へんな着ぐるみを着た人が異常に多かったです(笑)
ちょっと邪魔かとも思うんですが、当たったりしなければいいようで、テレビでも積極的に映すんですよね。「ツール・ド・フランス」だとあまりそういうのを見かけないので、「アメリカならでは」と感慨深いです(笑)
2009年のコースは下記の通り。
Feb. 14 - Prologue - Sacramento
Feb. 15 - Stage 1 - Davis → Santa Rosa
Feb. 16 - Stage 2 - Sausalito → Santa Cruz
Feb. 17 - Stage 3 - San Jose → Modesto
Feb. 18 - Stage 4 - Merced → Clovis
Feb. 19 - Stage 5 - Visalia → Paso Robles
Feb. 20 - Stage 6 - Solvang(TT, Time Trial)
Feb. 21 - Stage 7 - Santa Clarita → Pasadena
Feb. 22 - Stage 8 - Rancho Bernardo → Escondido
'*★ Tour of California 2009 その2 ★*'
面白いです。知らなかったんだけど、「ツアー・オブ・カリフォルニア」って、自転車競技の中で、かなり上のランクになるそうです。どおりで世界的に有名な知った顔ばかりいるわけですね。始まったのは2006年からで、今年でまだ4回目なのですが。
1日めのプロローグを土曜日に終え、Stage 1(日曜日)と Stage 2(月曜日)は、台風の中で行われました。なんと、雨でヘリコプターが飛べなくて、中継の映像が届かない、なんてハプニングもありました。
Stage3(火曜日)は地元のサンホゼを出発したのですが、こちらもほとんど雨でした。
今日のStage4でやっと天気がよくなりました。普段のカリフォルニアを見せることができたかな。
総合トップのイエロー・ジャージは、サクソバンクのカンツェラーラだったのですが、2日目にしてダウン。風邪をひいたらしくて、すぐにリタイアでした。
替わってイエロー・ジャージは、ロック・レーシングのスペイン人のマンセイボ(Francisco Mancebo)。でも次の日すぐに、アスタナのリーバイ・ライプハイマーが奪回して、それからずっと彼がイエロー・ジャージです。
ランス・アームストロングも順調に順位をあげ、現在4位。
落車もあり、Stage 3とStage 4では救急車が出ました。強いところでは、ラボバンクのオスカー・フレイロとコロンビアのキム・キルシェンがリタイアしました。
自転車のロードレースでは、団体で走る一番大きいグループをプロトンと呼んで、その前後を第一グループ、第2グループなどと呼びます。昨日も今日も、数人が先頭集団を作っていたのですが、最後の最後でプロトンに吸収されました。
ゴールはスプリンターの争いとなります。スプリンターがステージ優勝するためには、体力や瞬発力の他に、ゴールできるいい位置にいる必要があります。スプリンター以外のアシストが、自分たちのチームのスプリンターをギリギリまで引っ張って押し出します。
このかけひきが面白くて目が離せません。今日は、コロンビアのキャベンディッシュとクイックステップのトム・ボーネンが争い、ほんの数センチの差でキャベンディッシュが優勝しました。サクソバンクのJJヘイドも僅差。
今日もリーバイが総合トップを守ってイエロージャージ。明日以降も楽しみです。
そういえば、1日目が終ったあと、ランス・アームストロング他数人の自転車が盗まれるという前代未聞の事件が起きていたのですが、今日、無事に戻ってきたそうです。詳細は明らかにされてませんが。
'*★ Tour of California 2009 ★*'
今年も始まりました。自転車レースの「ツアー・オブ・カリフォルニア(Tour of California 2009)」。2009年2月14日から22日までの9日間、選手たちは北カリフォルニアを走ります。私もできるだけテレビで見る予定です。
今年は、あのランス・アームストロング(Lance Armstrong)がアスタナから復帰しました。
ランスは、日本ではどれくらい知名度があるのでしょうか。米国では知らない人はいないと思います。ヒーローです。彼は、90年代に癌に侵され、しかも転移していたため生存率はかなり低かったそうです。それを乗り越え、リハビリして、復帰後、「ツール・ド・フランス」でなんと7回も優勝しました。そして、2005年に引退していました。
そのランスが、今年、復帰したのです。いろいろな運命をたどったのに、まだ37歳だそうで。もっと年をとってるのかと思ってましたよ(笑)
昨日は1日目、プロローグのタイムトライアルでした。ここで、選手の順位が決まり、翌日のステージ1以降は決められた道(山を含む)を走るロードレースです。ロードレースでは、集団でゴールしたときには全員が同タイムとなるので、秒単位で順位のでるタイムトライアルは重要です。ステージ6で、もう一度タイムトライアルがあります。
ロードレースと言っても、平坦な道はあまりなく、ほとんど山岳を含む過酷なコースです。ステージ3はうちの近くのサンノゼ近辺で、車で走ったことがあるのですが、本当に急で怖いです。あんなところを自転車で車のようなスピードで走るのですからねぇ。
出場選手は「ツール・ド・フランス」に出ていた知っている人ばかり。アメリカ開催のレースなので、アメリカ人が多いですが。ヨーロッパ発祥の自転車レースをアメリカの端でやるわけですが、こんなところまで来てくれてるんだー、と思ってしまいました。
プロローグの1位は、オリンピックでも優勝したサクソバンクのスイス人、カンツェラーラ。タイムトライアルではいつもこの人です。2位は、昨年このレースで優勝したアスタナのリーバイ・ライプハイマー(米国)。3位はガーミンのザブリスキー(米国)。
出走順はたぶん、昨年のタイムの早い人が後に走ってるのだと思うのですが、最後の2人のときに雨がぱらつきました。最後に出走したリーバイ・ライプハイマーはダメかな?と思ったけど、2位に食い込んでさすがでした。
ランスは10位でした。悪くないですね。彼の走りのときは、応援もものすごく盛り上がってました。
他にも、2006年の「ツール・ド・フランス」で優勝しながらも、ドービングの疑いで1年以上たってから失格になり、2年間の出場停止を命ぜられていたHealthnet-Maxxisのランディス(米国)が復帰しています。
他のメジャーな選手は、サクソバンクのシュレック兄弟(ルクセンブルク)、コロンビアのジョージ・ヒンカピー(米国)、マーク・キャベンディッシュ(英国)、ガーミンのクリスチャン・バンデベルデ(米国)、クイックステップのトム・ボーネン(ベルギー)、ラボバンクのオスカー・フレイル(スペイン)、リクイガスのイバン・バッソ(イタリア)など。
これから1週間、どんな走りを見せてくれるのでしょうか。楽しみです。
'*★ チャイブ ★*'
'*★ レモンバーベナ ★*'
昨年の秋の剪定で、ちょっと切りすぎたかな、と思ったのですが、無事に新芽が出てきました。画像はピンぼけでした(^^ゞ
'*★ おしるこ ★*'
ここのところ暖かくて、おしるこの季節が終ってしまいそうなので、あわてて作りました(笑)
'*★ 春の兆し ★*'
散歩コースに花が咲き始めました。
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