'*★ 地震! ★*'
午後8時くらいにサンフランシスコベイエリアで地震がありました。私たちの住むSouth BayからEast Bayを中心に、サンフランシスコを含むBay Area全般です。
びっくり。こっちにきて10年以上たつけど、体感した初めての地震かも。カリフォルニアは、アメリカ全体でみると地震が多いと言われていて、確かに小さいのは時々あるんだけど、ニュースになって初めて知るものばかりで、今まで、自分で体感したことってありませんでした。
日本以来の久しぶりのことで手足が震えましたね。震度にすると3強の間くらいでしょうか。マグニチュード5.6だそうです。あぁ、びっくり。
うちは、飾っていたグラスが2つほど割れてしまいました(悲)。
10時からのテレビのニュースの1/3くらいはこの地震の報道でした。SafewayやLuckyなどのスーパーマーケットの棚からいろいろ落ちたみたいです。電車も5分くらい停まったみたいです。でも、大きな被害はなかったらしい。
そういえば、自分の持ち物に被害があったときのための保険で Home Insuranceというのがあるのですが、これは、盗難にあったときや、例えば洪水がおきて住んでいる場所が急になくなったらホテル代を出してくれる等の保険なのですが、入るときに、「カリフォルニア州では、地震による被害では保険は受け取れません」という誓約書にサインしています。
改めて、カリフォルニアって地震のある州なんだ、と思いました。
日本にいた頃に比べると無いに等しい地震ですが、いざ起こってみると怖かったです。
'*★ 紫蘇終了 ★*'
半年以上楽しんだ紫蘇もとうとうおしまい。今日、全部、刈り取りました。でも、たくさん保存したので、まだしばらくは食べられます。
写真は先週、お刺身を食べたときのもの。紫蘇の実もたくさん穫れました。
'*★ F1: 2008年のストーブリーグ ★*'
今年のF1のストーブリーグ(チームのドライバー争奪戦)はまだ始まりません。
それは、マクラーレンで来年も契約のあるアロンソが、マクラーレンの待遇に不満を持っていて、移籍したがっているからです。
通常は、こういうドライバーは相手にされないか、煙たがられますが、実際、私たちは今年のマクラーレンのアロンソに対する不公平を目の当たりに見ていますし、アロンソはワールドチャンピオンになった速いドライバーなので、お金をつんででも欲しがるチームがいて、水面下で話が進んでいるようです。
アロンソの行き先が決まらないので、他のドライバーの行き先も決まりません。で、ストーブリーグがはじまらないわけです。
マクラーレン代表のロン・デニスは「アロンソの件が最優先事項」とし、2週間以内に結論を出すと、この前言ってました。
現在、はっきりとアロンソを欲しがっているのは、ルノーとトヨタ。でもルノーはお金がないし、トヨタには速さがない(のでアロンソが行きたがらない)。そこにフェラーリなんて噂も絡んでます。
ルノーはお金はないけど、ルノー代表のブラビオ・ブリアトーレが敏腕で、たぶん速いドライバーとの交換を提示している模様。お金を払わず速いドライバーをもらえればマクラーレンも満足ですよね。
最近ではトヨタがアロンソの権利を買い取り、フェラーリのマッサとアロンソを交換する、なんて噂も出てます。マッサならトヨタも満足するし、フェラーリならアソンソも満足するでしょう。フェラーリ会長のモンテゼモロがアロンソを褒めたことで、この線も濃厚になってきたとされてるみたいです。
おもしろいです。毎日、いろんな推測と噂が出てきて、驚いたりうなずいたり。F1ってこういうとこも面白いんですよね。
'*★ F1第17戦ブラジルGP ★*'
2007年10月21日F1第17戦ブラジルGP。
序盤で先を急いだマクラーレンのハミルトンが大きくはみだし、その後もスローダウンで大きく順位を落としました。ミスなく淡々と行くアロンソ、危なげなく進むフェラーリの2台は途中、順位を入れ替え、キミが優勝で今年のワールドチャンピオンも獲得しました。
ブラジルGPではキミ(フェラーリ)優勝、マッサ(フェラーリ)2位、アロンソ(マクラーレン)3位ですが、本当に嬉しそうだったのは、キミ一人でしたね。
このキミの優勝は、マッサの協力があってのもの、そして、フェラーリの作戦のおかげですよね。序盤、マッサはキミを先に行かせずペースを守ったおかげで、フェラーリの2台がタイヤを酷使してリタイアするということからまぬがれたのではないかと思います。
マッサのピットストップ中にキミが飛ばして、直後のキミのピットストップ後、キミの力でマッサに先攻できたのも、いや、先攻できたようにみせることができたのは、フェラーリの作戦だと思います。F1は明らかなチームオーダー(ドライバーへの命令)を禁止していますから、へたにコース上でマッサに抜かさせたら、あとでどんなペナルティがでるともわかりません。
キミもマッサも頑張っていますが、フェラーリのチーム戦略がものを言いました。そして、そのチーム戦略にきちんとのれたドライバー(ミスでもしてたら台無しだったし)と、ドライバー同士が協力する環境を普段から作り上げてきたチーム力は賞賛に値すると思います。
そこに行くまでのキミの実力と努力も計り知れませんが、でもやっぱりマッサがよい仕事をしたと言えます。そういえば、去年、アロンソがルノーでタイトルをとったときのチームメートのフィジケラも、同じようにアロンソをサポートしてました。
一方、マクラーレンの2台には、そんな協力関係はまったくありませんでしたね。もちろん、アロンソとハミルトンはトップを争っていたので協力意識は希薄だったでしょうが、マクラーレン代表ロン・デニスのハミルトンへの明らかなえこひいきに、アロンソはよく耐えたと思います。この環境で、ハミルトンに協力する気なんてさらさら起きないでしょう。
新人ハミルトンに勝って欲しかった気もしますが、これでよかったんだと思います。
というのは、後半戦にきて、あきらかにF1を主催するFIA(国際自動車連盟)は、ハミルトンを勝たせたかったと感じたからです。中盤以降、同じ事をしてもハミルトンにはペナルティもなし、審議の対象にもならないハミルトン擁護の姿勢は鼻につきました。
FIAの目的は興行収入で、F1の人気が出て、F1ファン以外の一般の人の関心をもっと引きたいのです。そのためには「スタードライバーがいること」が大切だそうです。
昨年、王者ミハエル・シューマッハが引退したあと、F1はそういう人物がいなくなりました。そこに新星ハミルトンが現れました。最初はみんな、様子見でしたが、彼の実力がまぐれでないことに気づき始めた中盤以降、明らかにFIAはハミルトンをひいきし始めたと、F1ファンなら誰もが感じていることでしょう。
ハミルトンがワールドチャンピオンになれば、「ルーキー(新人)」「史上最年少」「初の黒人ドライバー」ということで世間の注目を惹くことは容易に想像できます。
現に、FIAのエクレストンは、ハミルトンの優勝がほぼ確定的だった2戦前、「私はハミルトンが優勝しないことがとても怖い」「キミとアロンソは、強くてもF1には何も貢献しない」という発言しています。キミもアロンソも、個性が強くて、ミハエルのときのような優等生発言をしないし、多少は品格は低めかもしれない(笑)
でも、F1の速さにそんなこと関係ないですよね。今回のレースは本当に楽しめました。キミ、おめでとう!!
'*★ F1第16戦中国GPはおもしろかった! ★*'
2007年10月7日F1第16戦中国GP。
もう絶対、今年のタイトル争い(総合優勝)は、中国GPで決定すると思っていました。
ポイントリーダーのマクラーレンのハミルトンが2位のアロンソに12点差をつけていた、ハミルトンはこれまで一度もリタイアしたことがない、中国GPでもポールポジションをとった、という点から。
「今年はなんとなくあっけなかったな」なんて思いながら。
ところがところが、ハミルトンのまさかのリタイア、フェラーリのキミが1位、マクラーレンのアロンソが2位ということで、2週間後のブラジルGPまで、タイトル争いがもつれこむことになりました。
一転して、おもしろくなりました!
もう、次の最終戦ブラジルGPは絶対に見逃せません。
中国GPは全般的に目のはなせない面白さでしたね。
トロロッソのベッテル4位、リウィッツィ6位と、トロロッソを下位チームとはもう言えません。あぁ、ここにアメリカ人のスコット・スピードがいたら.....スコットはトロロッソ代表にたてついたために今季、途中で降ろされました。リウィッツィよりいつも速かったのに。
注目はホンダのバトン。私は今までバトンって好きになれなかったんだけど、だんだん好ききました。
というのも、今季、ホンダはマシンが不調なため、いつも下位にいます。同じく今年不調のウィリアムズのニコとか、レッドブルのウェバーやクルサード、またはトロロッソのリウィッツィやスーパーアグリの琢磨やアンソニーがいるので、下位チームのバトルも見所となってます。
そんな中、バトンのオーバーテイクしたりされたりがとても美しいんですよね。ぴったり並んだまま何メートルも走り続けて、抜かすときはもちろん、抜かされるときも、とてもフェアで魅せてくれます。
バトンは「今年のホンダのマシンはダメ。でも雨が降れば強い」とずいぶん前から言っていて、詳しく読んでなかったので、ただの負け惜しみだと思っていました。
ところが、今年はホンダは空力が失敗していたそうで、本当に雨なら強かったんですね。その証拠が今回の中国GP。バトンは5位につけました。すばらしいです。
あと、注目すべきはハミルトンのリタイア後の行動。リタイアしたあとにクルーのところへ握手しにいったり、幹部に挨拶するパフォーマンスは、もはや、新人じゃないですよね。ほんと、空恐ろしくなりました。
それから、アロンソが2位でもぜんぜん喜ばないマクラーレン代表ロン・デニスとノルベルト・ハウグを見ていたら、マクラーレンがいつも言っている「ドライバーに対して完全に平等」と言う言葉が信じられなくなってきました。最後のブラジルGPでは、お願いだから、平等に振る舞って欲しいものです。
'*★ F1第17戦ブラジルGP(最終戦)に向けて ★*'
今週末はいよいよF1も最終戦。
中国グランプリでハミルトンがリタイアしたため、3人のドライバーのタイトル争い(総合優勝決定戦)となりました。
3人がタイトルを争うというのは、ものすごく久しぶりで、前回は1986年だったそうです。
現在トップのマクラーレンのルイス・ハミルトン(107ポイント)、2位で同じくマクラーレンのフェルナンド・アロンソ(103ポイント)、そして3位のフェラーリのキミ・ライコネン(100ポイント)が、今週末のブラジルGPで優勝をかけて争います。
ポイントは1位10点、2位8点、3位6点となり以下4位5点、5位4点、6位3点、7位2点、8位1点なので、以下のような感じになります。
★ハミルトンが1位か2位なら文句無くハミルトンが総合優勝。
★アロンソが1位(=113)でハミルトンが3位(=113)以下なら、(得点が一緒の場合、優勝回数の多さで決まるため)アロンソの総合優勝。
★キミが1位(=110)でハミルトンが6位(=110)以下、アロンソが3位(=109)以下なら、キミの総合優勝。
もちろん、誰も優勝しないかもしれないし、可能性はたくさんあります。
得点上ではハミルトンが有利ですね。でも、アロンソは昨年と一昨年に圧倒的に強かったミハエルのプレッシャーに勝った人だし、キミは今年、絶望的なタイトル争いから這い上がってきた人で、2人とも一癖も二癖もあります。
もし、ハミルトンが優勝すれば、最年少チャンプ、ルーキーのチャンプというF1史上誰もなしえなかった記録を作ります。
この三つ巴の決戦に絡んでくるのがフェラーリのマッサ。彼も最初はタイトル候補だったのですが、不運やミスが重なってタイトル争いから落ちていきました。
マッサは、チームメートのキミがタイトル争いに浮上してきたため、おそらく支援に回るでしょう。彼の役目はとにかく、ライバルの2人の上位入賞を邪魔することです。キミを先にいかせるため、アロンソとハミルトンの前に出て、ゆっくり走らなくてはならないかも。
そんなわけで、ブラジル人のマッサは、ホームグランプリで気楽に優勝を狙えばよかった立場から一転して注目を集めてます。
あ、それから、ウィリアムズから中嶋一貴くんが走りますね。F1ドライバーだった中島悟の息子です。すごくさわやかな好青年ですよね。期待してます。
ブラジル、インテルラゴスはレース当日が雨の噂もあり、何が起こるかわからないレースになりそうです。楽しみですね!
'*★ きゅうりの収穫 ★*'
今年、まだ2本しか穫れなかったきゅうり、ここにきて、急に実が成りだしました。もうそろそろ終わりだけど、嬉しいものです。
'*★ 紫蘇の花 ★*'
紫蘇が花をつけてしまいました。ということは今年の紫蘇もこれで終わり。でも、紫蘇の実を楽しんでます。まだまだたくさんあるので、まだしばらく食べられそう♪
'*★ 2本めのきゅうり ★*'
今年はぜんぜんうまくいかなかったきゅうり、2本めの収穫です。そろそろ終わりかな、と思う頃にとれました。みずみずしくておいしかったです♪
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