'*★ Tour of California 2009 その3 ★*'
「ツアー・オブ・カリフォルニア 2009」先ほど終りました。
9日間、本当に面白かったです。「ツール・ド・フランス」だと1ヶ月かけてやるため、最終日の2、3日前にだいたいの順位が決まって、最後のコースは比較的、楽になるのですが。「ツアー・オブ・カリフォルニア」は9日間しかないこともあり、最後の2日は山岳の厳しいコースでした。
一昨日は、ずっと活躍してきたロック・レーシングのフランシスコ・マンセイボが落車してリタイアしました。手の骨を折っていたそうです。
昨日と今日は、山登りがキツかったため、プロトンは先頭集団に追いつきませんでした。昨日も今日も、山岳に強いサクソバンクのシュレック兄弟などが活躍してました。
今日の最後は、サクソバンクのフランク・シュレックとリクイガスのニバリの一騎打ち。シュレックがステージ優勝しました。
アスタナのリーバイ・ライプハイマーはイエロージャージでトップとはいえ、2位には30秒弱の差なので、山であまり引き離されると総合で負けてしまう心配があるため、最初から飛ばしていました。
リーバイは強かった。総合で彼が勝ち越しました。3年連続で総合優勝です。2位がガーミン・スリップストリームのザボリスキー、3位はコロンビア・ハイロードのマイケル・ロジャーでした。
新人賞はラボバンクのロバート・ゲシング、山岳賞はサクソバンクのジェイソン・マッカートニー、スプリンター賞はコロンビア・ハイロードのマーク・キャベンディッシュでした。
観客動員数は200万人で今までで一番多かったそうです。ランス・アームストロングの影響かな。
そのせいか、おもしろい応援も多く笑ってしまいました。山の方では選手の速度が落ちるので、一般客が伴走みたいな感じで一生懸命走る場面が映るのですが、さすがアメリカ、へんな着ぐるみを着た人が異常に多かったです(笑)
ちょっと邪魔かとも思うんですが、当たったりしなければいいようで、テレビでも積極的に映すんですよね。「ツール・ド・フランス」だとあまりそういうのを見かけないので、「アメリカならでは」と感慨深いです(笑)
2009年のコースは下記の通り。
Feb. 14 - Prologue - Sacramento
Feb. 15 - Stage 1 - Davis → Santa Rosa
Feb. 16 - Stage 2 - Sausalito → Santa Cruz
Feb. 17 - Stage 3 - San Jose → Modesto
Feb. 18 - Stage 4 - Merced → Clovis
Feb. 19 - Stage 5 - Visalia → Paso Robles
Feb. 20 - Stage 6 - Solvang(TT, Time Trial)
Feb. 21 - Stage 7 - Santa Clarita → Pasadena
Feb. 22 - Stage 8 - Rancho Bernardo → Escondido
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