'*★ F1第7戦カナダGP:少し波乱 ★*'
2008年6月8日F1第7戦カナダグランプリ。
スーパーアグリと佐藤琢磨が消えてから早3戦。佐藤琢磨の復活の話が聞こえてきませんね。寂しいながらもF1は進みます。
今回のカナダGPは、アメリカ4大ネットワークのひとつ、Foxで放映されました。普段、Speed TVで放映されるときはレースの30分前に始まりピットレポートがあるので、予選の順位の確認やチームの具合などが聞けるのですが、今日はテレビをつけたらいきなりレース開始。昨日のおさらいもできず...
今年も、去年に引き続いて、盛りだくさんのレースでした。
順調にハミルトンが優勝するかと思いきや、なんと給油のピットストップ後の出口で、ハミルトンがフェラーリのキミに衝突してしまいました。これは100%ハミルトンが悪いですね。
ピットストップの出口には信号があって、この信号を無視すると、ペナルティよりもひどい「失格」となります。この信号が赤のことって滅多にないので、チームも教えてあげないといけないんですけどね。
キミはきちんと守っていたわけです。このあとハミルトンに追突したウィリアムズのニコと共に、現在、審議対象となっています。
これで、優勝争いのキミとハミルトンの2台がリタイア。
なので、ルノーのアロンソのチャンスと思われたのですが、BMWのニックを追いかけている最中にスピン、奇しくもリタイア。
ふたをあけてみると、BMWの2台が1位と2位。これが確定的となった際のBMW代表のマリオ・タイセンのにやっとした映像が印象的でした(笑)。
BMWのクビサの優勝! F1ドライバーとしてはめずらしいポーランド人、クビサ。今年はどのレースでも、速さを見せてくれていました。表彰台で流れたポーランドの国歌、初めて聞きました。
フェラーリのマッサが「クビサが脅威」と言ったのに対して、タイセン代表が「うちはまだそれほど速くない」って言ってた矢先の優勝です。
ただ、クビサのチームメートのニックが優勝してもおかしくない位置で、ほんの少しの差だったわけで、ニックには不本意だったでしょう。
現在のポイントリーダーはクビサ(BMW)。ハミルトン(マクラーレン)、マッサ(フェラーリ)、ライコネン(フェラーリ)と続きます。今年のレースは全部で18戦。先はまだまだわかりません。
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