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..*..*.. 2014 Jun 05, Thu ..*..*..

'*★ 地域を巻き込んだゲーム! ★*'


ここ数週間、カリフォルニア州ではおもしろいことが起こっています。

名前のわからない富豪、@HiddenCash という人が、現金をあちこちに隠して、隠した場所の写真やヒントをTwitterでツイートし、周辺に住む市民が探しまわる、という一種のゲームです。お金は、見つけたら自分のものになります。

20ドル(約2000円)から100ドル(約1万円くらい)が封筒に入れられていて、数カ所に隠されています。

最初は5月22日にサンフランシスコで始まりました。公園やカフェの近くなど、@HiddenCash さんからツイートされ、みんなが探しまわる姿がニュースになりました。見つけた人は、お金や、自分が喜んでいる写真を @HiddenCash さんにツイートし、@HiddenCash さんがフォロワーに紹介(リツイート)して、みんな、また白熱します。

先週は家の近くのサンホゼでやってくれて、人々が探しまわる姿がニュースになりました。スマホを持った人たちが、ツイートをヒントに探しまわります。探している最中に、@HiddenCash さんが、「たった今、○○に○○ドル隠したよ」などと、どこに、どれくらい隠したかをツイートすると、それまで路上や、木の陰などを探し回っていた人が、一斉にそのツイートされた場所に走っていきます。

見ていると、みんな翻弄されているのに、みんな楽しそうです。見つけられなかった人も、ニコニコして「いい運動になった」とか言ってます。

先週末はロサンジェルス、海岸などに隠され、人々が探しまわったり、見つけた姿がアップされていきました。最初は封筒だったのですが、海岸ではアヒルのプラスチック製の入れ物に現金が入っていたりしました。

テレビ局が、@HiddenCash さんに匿名で電話インタビューしたところによると、これまで、「たくさん寄付をしてきたしたけど、もっと目に見える形で、世の中の人々に楽しんでもらえる方法でお金を還元したいと思い、ゲームにすることを考えついた」そうです。

1回に1000ドル(約10万円)くらいを隠してので、お金が底をつくことはないそうで、今後も、実名やプロフィールを明かすことはしないで、続けていきたいと考えているそうです。

@HiddenCash さんは、Twitterのフォロワーが増えたら、隠すお金も増やすし、もっといろいろなところへ行くと言っています。楽しいので、私もフォローしました。

今週末は、サンフランシスコへ戻ってくる、という予告がありました。今はカリフォルニア州だけだけど、もっと広げていくそうです。


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