'*★ Tour of California その3 ★*'
自転車競技の「ツアー オブ カリフォルニア」。今日が最終日でした。毎日、見てたけど、もう終わっちゃった。もっと見たかったです。
天候が悪くて、ほとんど小雨や曇りの中を走ってましたが、今日は土砂降りでした。
総合優勝はアスタナ(Astana)のアメリカ人、リーヴァイ・ライプハイマー(Levi Leipheimer)でした。彼は最初から優勝候補でした。2位のスリップストリーム(Team Slipstream presented by Chipotle)のイギリス人 David Millar とは49秒差だったので、チームの作戦次第では逆転されるところに常にいたので、おもしろかったです。
最終日の今日のゴールはパサデナ(Pasadena)で、Rose Bowlという競技場(?)のまわりを5周してゴールでした。
「ツールドフランス」スタイルの自転車競技では、総合タイムの他に、レース途中にある各地点での順位争い(主に山道)、毎日のレースの順位争いがあります。
ゴール前の順位争いでは、スプリンターと呼ばれる選手たちが飛び出し、駆け引きをしながら進めて行くので、同じところを5周というのは、かなりおもしろいです。
ちなみに総合優勝を争うのがオールラウンダー、山道のポイントを争うのがクライマーです。
ゴール争いでは、早く飛び出しても吸収されていくし、あっという間にとんでもない人が飛び出してきたりして、目が離せません。
そのスプリンター争いに勝った今日の優勝者は、Team High Road のアメリカ人 George Hincapie でした。
ところで、昨日の Stage 6 の優勝争いも面白かったのですが、どうも優勝したはず Team High Road のイギリス人 Mark Cavendish にペナルティが与えられたようです。ゴールの何周か前で何人かが転倒したのですが、その原因を作ったとかで。
でも、その瞬間の映像がでないんですよね。転んだあとしか映らなくて。撮れなかったのかな? 映像を見ないと、納得しずらいですね。
競技全体を通して、雨なのに、観客が多かったのが印象的でした。
その中でも笑ったのが、「スパイダーマンの衣装を着た人」と「鹿の角をかぶった人」が、毎日、出てきてました。おそらく一般人で、山道とか、選手がゆっくりになってしまう場所に現れて一緒に走っていました。ほんの一瞬なのですが、笑いました。
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