'*★ 英語の案内 ★*'
4月に日本に帰ったときに驚いたことのひとつは、「英語の案内が増えている」ということでした。10年前に日本にいた頃はもちろん、確か5年前に日本に帰ったときも、東京でさえ駅も街も日本語の案内ばかりで、英語の案内ってぜんぜんなかったんですよね。
なので、うちの会社にいる日本訪問に興味があるアメリカ人には、「日本へ行くなら、日本語の勉強しないとつまんないよ、特に読めないとね」とアドバイスしてあげてました。
でも、この4月に日本に帰ったときに、電車の案内もアナウンスも英語が入っていてびっくり。カリフォルニアに帰ってきてから「今の日本は英語さえできれば、日本語を知らなくても楽しめる」と訂正していたところでした。
さて、先日、休暇で日本に遊びに行った同僚(アメリカ人)が戻ってきました。「日本には驚いた」というので聞いてみると、なんと、「改札口から一歩、外に出ると英語の案内がまったくない」というのです。
彼、曰く、電車の中や駅のホームにいるときは問題ないそうなのですが、路線を乗り換えしようとしたり、バスで行こうとすると、乗換案内にはまったく英語が入っていないそうです。
切符を買って改札を抜けるとそこは天国、でも、いったん、改札口から出ると地獄だそうです。
国際的な線路が乗り入れるあんな大きな品川駅でも同じで、迷っている外国人がたくさんいたそうで、自分のもっていた地図をあげたりしたそうです。
乗り換えはすべてわかっている、けど、日本語が読めない、という人は、結局は人に聞かなくては一人で旅はできないみたいですね。「でも、日本人は親切だから、聞けば丁寧に教えてくれるけどね」とも言っていましたが。
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