'*★ プランター栽培のコツ4 きゅうり ★*'
昨年、成長具合をブログに載せたとき、父からいろいろアドバイスをもらいました。
「これでは実はつかないと思うよ。鉢が小さすぎる。できればもっと大き な鉢に鉢の土をばらさないようにして植え替えるといい。もう1つの細長い方は1本にするといい。間引くのはかわいそうだけど、そのままだとどっちも枯れてしまうと思う。」
「蔓がこれほど伸びているんなら植え替えはしないで小さい方を引き抜くかした方がいいだろうね。」
「植え替えて2、3日から1週間ぐらいたったら、長い棒を建てて紐でうんと緩く結わえつける。キュウリの幹が落ちないぐらいの弱さで。のびたら30cmぐらいの間隔で上に上にと結んでいく。そうすると途中から子づるが伸びるから、それにまた棒を立てて紐で結わえていく。そうすると実が付く。」
「1週間に一度、中ぐらいのスプーン一杯ぐらいの肥料を土の上からやるといい。水をやる時に溶けて根まで届くから。」
「きゅうりが20cm位に育ったら取って食べるといい。木がつかれるからあまりならなくなる。肥料は少しずつこまめにやるといいよ。」
「今後のために。初めての人はどうしても小さい鉢にたくさん伸ばすから みんなダメになってしまう。サニーレタスならあの細長い鉢にせいぜい2株か3株植えるといい。」
最初は間引いたり、減らしたりするのがとても嫌だったのですが、とにかく、つめすぎないことが大切なようです。あとは、上記のアドバイスを守っただけで、1年目からたくさんのきゅうりを採ることができました。
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以下は、2年め以降の注意点。
「今年育てた土は最低4,5年は作ってはダメ。どうして連作(毎年同じ場所に作ること)を嫌うかというと、こういう野菜類は品種改良していて、しかもF1(一代雑種のこと。異なる純粋な品種同士の交配によって生まれた雑種の第一代)種だから、根をはった土の中に前の年の菌が残っているから大きく育って実を付けたりしてくれない。だからいくら肥料をやってもダメだよ。毎年新しい土で育てるのが一番いい。」
「F1の種子を蒔いてそこからとった種子は親とは同じようにはならない場合が多いから、蒔かない方がいい。きっと掛け合わせた品種のどちらかの性質が出るからだろうと思う。」
ということなので、今年もまた土を買ってきました。昨年のきゅうりの土はハーブなどに使おうと思ってます。
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