'*★ F1:スーパーアグリF1撤退 ★*'
鈴木亜久里さんの撤退発表会見の全文読みました。日本人の日本人による日本人のためのチームと言われたスーパーアグリ(SUPER AGURI F1チーム)は「日本人の夢」なんて言われてたけど、亜久里さんで実現できないのなら、もう無理ですね。
スーパーアグリはすばらしいチームだったと思います。
それにしても、昨年からところどころでスーパーアグリへの反発発言をするニック・フライ(Nick Fry)。ぜんぜん解せなかったけど、その発言にはなにか裏があるんだろうか、ホンダの気持ちを代弁してるのだろうか、なんて勘ぐってたけど、亜久里さんも解せなかったようですね。
今までニック・フライのこういった発言のおかげで、ホンダの印象がすごく悪かったのですが、ここ2週間で、スーパーアグリをめぐるいろんな記事を読んで、知られている以上に、ホンダはスーパーアグリをサポートしていたことを知りました。でも、全世界はどう思っていることやら。
では、私の知っていることを時系列に書き留めておきます。
2008年2月
--ホンダF1チームCEOのニック・フライの紹介でマグマとの交渉開始
2008年3月10日
--マグマとの契約を発表
2008年4月6日頃
--交渉決裂(マグマからの一方的な3行だけのFaxで知らされる)
2008年4月
--マグマとの再交渉開始
2008年4月18日
--再び交渉決裂(マグマからの1行のみのFaxで知らされる)
2008年5月2日
--ドイツのヴァイグルとの契約を発表。ホンダはまだ未承認
2008年5月5日
--スーパーアグリチーム、次戦トルコGPのパドックへのアクセスを禁止される
2008年5月6日
--鈴木亜久里、スーパーアグリのF1撤退を発表
車の会社の「ホンダ」と「ホンダF1チーム」は全く別です。ニック・フライは単なるホンダF1チームの代表であり、スーパーアグリがエンジン供給してもらっていたのはホンダです。
亜久里さん曰く、ヴァイグルとの契約をつめる時間がなかった、とのこと。
本当に、これですべてが終わってしまったのでしょうか。琢磨の今後のこともあるし、まだいろいろありそうですね。
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