'*★ チャンプカー サンノゼGP #2 ★*'
2007年7月29日は、チャンプカー(Champ Car) サンノゼ(San Jose)GPの決勝でした。
とても暑い一日でした。土曜日と日曜日の午前中はそれほど混んでなかったので、「今年は少ないのかな?」と思ったのだけど、大間違い。グランプリの始まる3時前からどんどん混み始めました。
今年のグランプリは面白かったです。スタート直後のヘアピンカーブでヒットして、最後尾になったロバート・ドーンボス(Minardi Team USA)が、ものすごい追い上げをし、セイフティカー導入が幸運をもたらし、とうとう優勝しました。
最後の戦いは、ニール・ジャニ(PDV Racing)とのバトル。サンノゼGPは抜き場がないなんて言われてるけど、オーバーテイク(追い抜き)の連続でしたよ。
というのも、チャンプカーには、P2P(パワー2パス)があり、ここというときに追い抜きに使えるんですよね。ひとり60秒持っているのですが、ドーンボスは、最後の2秒を最後のオーバーテイクに使いました。
F1でも今年から導入になった「レッドタイヤのルール」で、ジャニは最後にレッドタイヤを履いたもので、長距離には向かず、かなり長いことトップを走っていたにもかかわらず、最後にはドーンボスに追いつけませんでした。
ドーンボスもジャニも、F1ドライバーでもあった人たち。知った名前の活躍は嬉しいですね。2人ともチャンプカーではルーキー(新人)です。
でも、私の応援しているジャスティン・ウィルソン(RSports)は、イエロー中にダン・クラーク(Minardi Team USA)に追突されてピットに戻らなくてはならず、せっかくのポールポジションだったのに残念でした。20周遅れてコースに復帰したときには、拍手がわき起こっていました。
それにしても、ダン・クラーク、いっつもぶつけてる印象があるのですが(笑)。第2のポール・トレイシー(Forsythe Championship Racing)になるのではないかと思ってしまいました(笑)
トレイシーは、ここサンノゼでも、アメリカ人に圧倒的に人気があるみたいです。ぶつけたり喧嘩したりしながらも速く、印象的な人なんですよねー。P2Pの残りは、他のドライバーに比べて、いつもすごい勢いでなくなってます(笑)
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