前回の日記でセント・パトリック・デーの日にちを確認しようと昔のメモを見直していたら、語学学校のころに教えてもらったアメリカの祝日のリストが出てきました。 おもしろいので書き出してみます。 日本では雛祭りや七夕など休日にはならないお祝いの日がありますが、休日になる場合は全国的ですよね。 ところがアメリカでは、お休みにする場合は、"ovserved"(規則を守る)という張り紙がされます、ということは、国が一応、祝日を決めているということですよね、きっと。 でも実際は、学校や会社やお店などがそれぞれ独自に、祝日を休みにするかどうかを決めています。 地域に合わせた休日も多いようです。アメリカ東海岸にはユダヤ教徒が多いので、私の学校もユダヤ教とキリスト教の祝日はお休みです。 だから、学校は休みじゃないのに郵便局は閉まっていたとか、張り紙を見て初めて、「このお店の経営者はユダヤ教徒だったのか」などということがわかったりします。 国をあげてということがないので、休日になると「アメリカってほんとうに個人主義の国なんだなぁ」と感じされられます。 リスト(含:宗教の祝日)は下記のとおり。私がとりあげたことがある行事には、リンクを張りました。 1月1日 お正月 1月15日 マーティン・ルーサー・キング・デー (Martin Luther King Jr. Day) 2月14日 バレンタイン・デ (Valentine's Day) 2月の第2月曜日 大統領の日(President's Day) 3月17日 セント・パトリック・デー (St. Patrick's Day) イースターの40日前 アッシュ・ウェンズデー (Ash Wednesday) * キリスト教徒 イースターの前の金曜日 グッド・フライデー (Good Friday) * キリスト教徒 3月か4月の日曜日 イースター (Easter) * キリスト教徒 3月か4月 パス・オーバー (Passover) * ユダヤ教徒 5月の最終月曜日 メモリアル・デー (Memorial Day) 7月4日 独立記念日 (Independence Day) 9月 ロッシュ・ハシャナ (Rosh Hashanah) * ユダヤ教徒 9月 ヤム・キッパー (Yom Kippur) * ユダヤ教徒 9月の第1月曜日 レイバー・デー (Labor Day) 10月の第2月曜日 コロンバス・デー (Columbus Day) 10月31日 ハローウィン (Halloween) 11月の第2金曜日 バテレンズ・デー (Veterans' Day) 11月の最終木曜日 サンクスギビング・デー (Thanksgiving Day) 11月か12月 ハニカ (Hanukkah) * ユダヤ教徒 12月25日 クリスマス (Christmas) * キリスト教徒 一斉に休日にならないことにはメリットもあります。普段、忙しくて郵便局や銀行になかなか行けないときなど、「そうだ、次の休みはうちの学校だけだ」とまとめて処理することもできたりして、休日の前にあわててすべてを終わらせる必要はありません。 また、企業は祝日を休日にしないところが多く、夏休みとか感謝祭、イースターなどを1週間くらいまとめてとる以外は土日以外の休みはありません。 一度、保険のことで日本の会社に電話したとき、別々の日に2回とも電話がつながらなくてあせったことがあります。たまたま、文化の日と勤労感謝の日にかけてしまったようです。でも、こっちにいると日本の休日のことは忘れているので、「会社がつぶれた?」と真っ青になりました(^^ゞ 友人が「日本は休日が多いから面倒ね」と言っていました。 そう、はたからみると、「日本って休日の多い国」っていう印象なんですよ。 |
* American Jokesの更新もしました(^^) |