毎年3月17日は、St. Patrick's Day。日本ではなじみの少ないものですが、グリーンデーと言っても『緑(自然)を守る日』とかじゃありません。 私にはなんとなく不思議だったのですが、アイルランド人の血筋を祝う日だそうです。 アメリカは移民の国なので、誰でも自分の血筋(出身)を知っています。「おじいちゃんがイタリア人」とか「おばあちゃんのお母さんはドイツ人だった」というように、かなり自分に近い人がアメリカ以外の国籍を持っています。 そして自分にアイルランドの血が入っていると(密かに?)誇りに思うそうです。 実際、アイルランドの血が全く入っていないという人は少ないそうです。例えば、親戚の親戚の親戚にアイルランド人がいたとわかれば、自分にもアイルランドの血が混ざっていることになるのです。 アイルランドは農業の国なので、シンボルはグリーン。だからこの日を祝う人たちはみどりを身につけます。 これがもともとのセントパトリックデーの由来なのですが、休日としているところは少ないし、本当の由来を知らずにひとつのお祭りとして祝う人もたくさんいます。 この日が近くなると、店頭にはグリーンの三つ葉や四つ葉のクローバーを飾ったり、グリーンのアイシングのついたお菓子などが売り出されます。クリスマスが赤と緑で彩られるようなものです。 でもクリスマスやバレンタインと違って、プレゼント交換などがあるわけではなく、特に積極的な商戦にはならないようです。 私の周りでは、当日、クラスメートのアメリカ人がグリーンのシャツを着てきました。 ベビーシッター先の子どもたちは、グリーンのクリームのかかったカップケーキを食べたそうです。 私はその日は試験だったので、それどころではありませんでした(^^;。 マンハッタンではパレードがあったようでです。マンハッタンは、どんな小さな行事でも、集会やお祝いやパレードがありますが。 この時期にグリーンを身につけるのは、春の到来も意味しているのかもしれません(^^) ....でもここはまだ寒く、春なんて遠い先のことのように感じられます。 |
* 長いこと更新していなかったマンハッタンの評判のいいレストランに、とうとう2点追加しました(^^)。情報提供者のよっぴさんは、ニュージャージーに住んでいたことがあるそう。どうもありがとう(^^) * ミニアルバムも更新しました。今回は、マンハッタンを馬に乗って警備する警察官です。 * American Jokesも、タイトルのところにちょっと手を加えました。 |