日本人の一番の特徴ですよね。私は日本にいたころ、「日本語のLとRの発音の違いがないのは世界の常識」みたいに思っていました。 でもこっちに来てみると、周りのアメリカ人は日本のことを気にかけることなどないような人たちばかりでした。 ある日、私が日本人だということを話すと「私は日本のことに詳しいの。日本人ってLとRの発音の区別がないんだよね」と言われました。「そんなあたりまえのことを、、、(^^;」と思いましたが、実際、話してみるとそんなことは知らない人ばかりでした。 私が初めて出会った日本人(私)という人と話したとき、「日本の主食は何?」と聞かれ、元気よく「ライス!」と答えて、相手が笑いを噛み殺すのを見たものです。お米は rice ですが、lice は“しらみ”(^^; 実際、LとRの発音の違いはアジア人にとっては区別のつかないものですが、アメリカ人にとっては全く別の種類のものだそうです。たとえば、SとZは似ているので発音を間違えるというのは納得できても、LとRを間違えるというのは一般のアメリカ人には不思議なことだそうです。 でもこのふたつがきちんと発音できるようになると、かなり相手への伝わりかたが違ってきます。聞き返されることがぐっと減ります。 そのことに気がついても、直すのは容易ではありませんでした。日本語は舌に緊張感を持たせなくても話せるそうです。でも英語は違います。 Lは舌の先が口の上の部分につき、Rはつきません。それが難しいのですが、それだけです。 私がとった方法は、Rの発音で「らりるれろ」と何回も声に出して練習することです。最初は、きちんと「らりるれろ」に聞こえません。発音の先生から「日本人はこれを毎日5分間練習するように」と言われました。 私はすぐ忘れてしまうので、朝、学校へ行くときに車を温める5分間で何度も練習しました。先生からOKが出るまで1ヶ月かかりました。 この違いができるようになるといろんなものに応用できます。ただし私は、LとRの発音の違いをはっきりと聞き取ることは今でもできません。 言い換えると、自分で発音しているのにきちんと区別はできていません。相手が聞き取っているので、ちゃんと発音できていることがわかるのです。 ここに一つ落とし穴があります。 外国人に英語を教えているシャロンから聞いたのですが、「日本人はみんな、Lの発音がRになる」というのです。でも普通は逆です。初心者は「Rの発音がLになってしまう」のです。が、シャロンの教えている日本人は上級で、Rの発音はきちんとできる人ばかりだったようです。 Rの発音ができるようになると、本人にはうまく聞き取れていないので、Lで発音すべきところまでRでしゃべってしまうというのが多くの日本人に見られる現象だそうです。 だから、Rの発音ができるようになったら、意識して、LとRの発音を使い分けてみてください。 |
* ミニアルバムを更新しました。ニューヨークの近代美術館で撮ったものです(^^) * 毎週水曜日に掲載しているAmerican Jokesには私の解釈とコメントをつけていますが、必ずしも一般的なものではありません。コメントをいただいて「なるほど」と思ったものも載せていきます。いろいろあった方がおもしろいから(^^)。見てみてね(^^)。それと好評度はやめました(^^;、、、もう少したまったらつけるかもしれません(^^; * リンク集はまだところどころ手直ししています。2月いっぱいはお知らせはしないけど、ときどきのぞいてね(^^) * ヴィヴィアンさん(アイコン集からリンク)が今度は1455番をとってくれました(^^) なんだか、またまた嬉しくなってしまいましたよ」 |