1月は、時間があったわりには風邪をひいたりしていて、見た映画はたったの1本、Great Expectations (Alfonso Cuar 監督)です。 この映画は12月中旬の公開予定が、12月はタイタニックをはじめ、いい映画が目白押しだったということで1月30日に延びました。だから予告が11月初めくらいからあり、長いこと待っていた映画でした。 日本にもこの映画はいくのでしょうか?チャールズ・ディケンズ原作で、不思議な感じの予告でした。だからものすごく楽しみにしていました。 そのためかもしれませんが、期待はずれでした。 実は、ストーリーを追いかけるものなのか、人の心理に重点をおいているのか、画像がポイントなのか、よくわかりませんでした。今日は余計なことを書きすぎてしまうかもしれないので、映画がきたら見てみようと思っている方はここから下は読まないでください。楽しみがなくなっちゃうかもしれません。そういう方は一番下にジャンプ! ---------- 予告では、フロリダの海辺に住む少年と少女が出会って、ちょっとしたロマンスが芽生えて、離れて、くっついて、また離れる、、、みたいな内容で、私はてっきり主人公の少年の一生を描くのだとばかり思っていました。 少年 フィン(Finnegan Bell (Ethan Hawke))は、子どものころから画才に恵まれています。 少女ステラ(Estella (Gwyneth Paltrow)は、この少年の前に時々現われてはふいに消える、というつかみどころのない役、ミステリアスで不思議なイメージがあり、途中までは「どうなるんだろう」と期待させるものがあります。 フィンは子ども時代に海で絵をを描いていると、脱獄犯(Robert De Niro)が現われ、彼を脅して助けを求めます。フィンは夜中にこっそり助けようとし、脱獄犯は心を打たれます。でも結局、脱獄は失敗してつかまるところがテレビで報道されります。 ふとしたきっかけで知り合ったステラのおばあさんとともに、3人でダンスをしたり、フィンがステラの絵を描いたりの少年時代を過ごしますが、ここできっとフィンのステラを思う気持ちが生れているのでしょう。 そしてフィンは成長してニューヨークへ向かい(何でもニューヨークですね)、若い画家として成功します。その間も何度かステラとすれ違って、でも少女は別の人と結婚します。 ステラが結婚してしまったことやいろいろな苦難が重なってくずれそうなときに、例の脱獄犯に再会、脱獄犯がフィンをずっと見守っていたことを知るのですが、その脱獄犯はフィンの目の前で殺されてしまいます。だけどこの時、フィンは何かを得て立ち直ることができます。 フィンが30代くらいでフロリダに戻ったときにステラに再会、彼女はお母さんになっていて(結婚してしまったことを)少年に謝る。 そこで終わりなんです。不思議と言えば不思議なんだけど、期待した不思議さがいつのまにか消えていて、なんともいえないつまらない終わりかただったような気がします。 少女はフィンの前から突然消えるのに、何事もなかったように現われ簡単に交流がはじまり、そしてまた裏切る。少年がいろいろな苦難をこえて得たものは何なのか、脱獄犯はおそらくずっと少年の後押しをしていたのでしょう、でもそれは感動的な一場面でだけで、とても弱い。おばあさんとの関わりは?、、など、わざと不完全にしたというよりは、描き忘れたんじゃないかという後味の悪い疑問がいつまでも残ってしまいました。 でも、フロリダの海のイメージ、画家としてのフィンの作品、そういうものはちょっと印象的でしたけど。 |
* ヴィヴィアンさんが1351番をとってくれました(^^) 「1351番が恵子さんのHPを訪れた番号ですが”いざこい”なんて語呂合わせをしてみました。私はそういう事が好きで車に乗っていると必ず前の車のナンバーを見る癖があってどういう風に語呂合わせしようか、といつも考えているんです。結構面白いナンバーがあるんですよ。」 ヴィヴィアンさんは私くらいのお嬢さんがいらっしゃいます。ホームページは白紙の状態からはじめられたそう、、すごいなぁ、、私も頑張らなくてはp(^^)q |