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'*★ 久しぶりの停電の原因は... ★*'


..*..*.. 2004年1月15日(木) 曇り ..*..*..


昨日(1/14)と一昨日(1/15)は、久しぶりにひどい目に合いました。

+++一昨日のこと+++
うちのアパートは、自分の部屋に入る前に、建物に入るためにアクセスする電磁キーがあります。一昨日はなぜかエラーが出て、建物の中に入ることができませんでした。夫も入ることができませんでした。こんなこと初めてです。私と同時に帰ってきた別の人のは大丈夫だったので、建物に入って部屋に帰ることはできたのですが、もしかしたら、私たちが故意にとめられたのかという不安が頭をよぎりました。でも、夜だったので、質問のメールだけアパートのマネージャーに送っておきました。

次の日の朝、試してみると、もうエラーは出なかったので、やっぱりなにか故障していたのかな、と思いました。

+++昨日のこと+++
たまたまちょっと遅い昼休みをとって、家に帰ってみると(会社と家は車で10分くらい)、部屋が停電していました。ここのところ停電はあまりなかったのですが、そういうときはアパートに電話するとすぐチェックしてくれるので、「誰かが電話してくれるかな」と思いながらも、誰も電話しなくて困ったことがあったので、会社に戻ってから、念のためアパートに電話しました。

すると、「他の部屋では起きていない、あなたの部屋だけが電気がきていない」と言うではないですか。昨日のこともあったので、「なにか私たちの部屋の間違った情報が入っているのではないか」と聞いたのですが、「昨日のことは、これとはまったく関係ない、おそらく、あなたたちが電気会社の請求書の支払いをしないか遅れるかして止められたのだろう」と言われました。私は「それは絶対ない!」と言ったのですが、「電気会社の間違いかもしれないから、連絡してみてくれ」と言われました。

まぁ、電気会社が間違えるということもよくきくので、電話してみることにしました。こういうカスタマーサポートの人に電話するのって、とっても面倒で、サポートの人と話せるようになるまで、コンピューターであれこれ質問され答えていかなくてはならず、言われるままにボタンを押したり、家の郵便番号や電話番号を入れていたら、どこかで答えを間違えたらしく、機械の声で「Thank you」と言われ、切られてしまいました。

頭に来たので、電気会社の緊急電話番号にかけると、さすがにすぐにつながったのですが、開口一番「本当に緊急ですか?」と聞かれたので、「緊急かどうかわからないけど、アパートの電気が止められて...」と説明しはじめると、「それは緊急じゃない」ときっぱり言われ、すぐにカスタマーサポートにまわされました。

カスタマーサポートの人が出たので、状況を説明し、「うちが支払いをきちんとしていないのではないか、と言われたのですが...」というと、「いえいえ、きちんと支払いしているし、こちらで止めた形跡はない」というではないですか。その人は「おそらくアパートがメインブレーカーのスイッチを入れ直せば、解決すると思いますよ、でも、電気会社側にチェックするようリクエストを入れますか?」と聞かれたので、「入れます。アパートにも電話します」と言うと、「アパートの問題だということがわかったら、リクエストのキャンセルの電話を入れて下さい」と言われたので、キャンセルの電話をしなくちゃいけないのは面倒だから、「じゃあ、アパートの問題だと思うので、リクエストは入れません」と言い、電話を切りました。

そして、アパートに電話を入れこの旨を告げると、「もう一度、メンテナンスの人が点検します」と言ってくれたので、「直ったら電話をください」と伝え、念のため「私たちの部屋に入ることを許可するので、問題があったら調べてください」と言って電話を切りました。これで、すぐ済むと思っていたのに、「直った」という電話がなかなか来ません。

夫と相談して、電気のことは大きいから、夜になっても問題が解決しないとたいへんだから、どちらかがアパートに戻ってきちんと解決しよう、ということになり、私が早引きして戻ることにしました。

部屋に着いてみると、アパートのメンテナンスの人が2人、うちの配線を調べたりチェックしてくれていました。

メンテナンスの人が、「これは電気会社の問題だと思う」というので、さっきのカスタマーサポートとの話し合いの説明をして「電気会社の問題ではない」というと、もう一度、チェックをしてくれることになりました。

すでに時間は4時半を過ぎていたので、電気会社の問題だとしたら、たぶん5時くらいまでに点検のリクエストをいれないと、今晩、電気なしになってしまうかもと思い、もう一度、カスタマーサポートに電話を入れることにしました。以前に、こんなこともありましたから

今度は電気会社の緊急番号にはかけられないので、注意深く質問に答え、やっと、カスタマーサポートにつながることになり「ただいま込み合っているので、あと7分くらいかかります」というアナウンスが流れていました。

とにかく待っていると、メンテナンスの人が戻ってきて、「話がある」と言われ、説明を受けました。

なんと、私たちの部屋の電気のメーターが上の階の人のと逆についていて、上の階の人は今日で引っ越したので電気を止めたらしい、ということがわかりました。電気のメーターのことは電気会社がするので、メンテナンスの人も詳しいことはわからないそうですが、どうも上の階の部屋には電気がきているようで、おそらく電気会社は上の階の人の電気を止めたつもりで、うちの電気が止まってしまったようだ、教えてくれました。よく見つけてくれました。

そのメンテナンスの人が電気会社のカスタマーサポートの人に説明してくれることになったのですが、メンテナンスの人も「はっきりこうだ」という言い方ができないのでわかりにくかったらしく、時間をかけて説明してくれていました。その中で、「下の階の"this poor lady"(私のこと)はずっと電気のない中で過ごした」「そちらが何もしないと"this poor lady"は今晩電気がない」と言ってくれていました。

やっと説明が終わり、電気会社が来てくれることになり、私に電話をかわると、カスタマーサポートの女の人が元気よく"How are you?"と聞くので、思わず普段の調子で"Good"と言いそうになりましたが、もちろん"Very Bad"と答えると、"I know"と元気よく返事をされました。今晩中に電気会社のメンテナンスが来て直してくれる、ということを確認して電話を切りました。

正直、ここまできても、「本当にメンテナンスの人は来てくれるのか」という不安でいっぱいでした。というのは、アメリカに住んでいる人ならわかると思うけど、約束のすっぽかしなんて日常茶飯事だからです。それに、カスタマーサポートの人も5時くらいに「2.3時間でメンテナンスは行く」と言っていたのに、"evening"と言わず、"midnight"と連発してたし。

夫に電話を入れたあとは、特にすることもないので、部屋の中で待っていました。5時半も過ぎると、部屋は真っ暗で、できることもなく、ぼーっとしていました。どこかに行っていると、万一、何かがあったときにすぐに対応できないので、家にいなくてはなりませんでした。

結局、6時45分くらいにメンテナンスの人からアパートに着いたとの連絡があり、7時に電気は戻りました。

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その後、アパートのマネージャーから、昨日の電磁キーの問題の謝りのメールが入っていて、「システムのエラーが起こって、問題が起きた一昨日の夜のうちに直した」ということがわかりました。この2つのことは別問題と言うこともはっきりとわかり、やっと安心することができました。

その日はとっても疲れたので、夫と近くのレストランで食事しました。

考えてみると、夏くらいから電気代がすごく安くなって、不思議に思いながらも喜んでいました。メンテナンスの人は、説明してくれたときに、はっきりしたことはわからないと言いながらも、うちにあるヒーターやコンピュータをちらっと見て、「引っ越していった上の階の人は電気代が高くなったと怒っていた」と話していました。おそらく...





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