これは先週のこと。 8時すぎに家に帰ってくると電気がつかない!!...周りの部屋はついてる...そう、私の借りている部屋だけ、電気が止められていたのです。 原因は、前のルームメートと今のルームメートの電気代請求書の引き継ぎの失敗。ところが、ルームメートは出張に出ていたので、被害にあったのは私だけでした(;o;) 最初、なんのことだかわからず、電気会社に電話をかけようとしました。が、買ったばかりのコードレス電話がつながらない!(電気が止められてたから)...しかたなく、古いコード付きの電話を出してなんとかつなぎました。 ところが、電話番号が暗くて読めない!...しかたなく、外へでて門灯の灯かりで番号を読んで覚えて電話をしました。 が、緊急としてかけたのに、「電気会社の方から止めるよう連絡があったのであけられない」の一点張り。いくら「これはなにかの手違いだ」と説明してもダメでした。 結局、その晩、私は電気なしで過ごしました。カリフォルニアとは言っても、冬で、暖房も(電気なので)なく、お湯も沸かせない。真っ暗な部屋で... 私は、わりとちょっとしたことでは動揺しない、しぶといタイプだと思いますが、こういう正当な権利が受けられないことほど、悔しくて悲しいことはありません。 すぐにルームメートのボイスメールに怒りの電話を入れました。「あなたが電気会社に電話してくれないからこうなったのよ!!」 夜になって、暗闇で足をぶつけました。悔しくてなかなか寝つけません。涙がぽろぽろでてきました。 ...朝になって、すぐに電気会社に私の名前を入れようと電話しました。 すると、「もう名前ははいっている」というではないですか。ルームメートは昨日電話を入れてくれていたのです。 今度は電気会社に対する怒りで、「請求書の宛先が入っているのにどうして、Disconnectなんてしたの!!理由を説明して欲しい!!」と言って調べさせると、引継ぎがうまくいっていなかったのでアパートのマネージャーに請求書がいっていたのですが、そのマネージャーが前日の午前中に電気を止める(disconnection)ように電話した、というのです。 まず、ルームメートのボイスメールに謝りの電話を入れて、今度はマネージャーのボイスメールに怒りのメッセージを残しました。「アパートのお金はきちんと払っているのに、どうして、たった一日も待たずにDisconnectなんてするんですか???」 疲れきって、会社へいきました。それでも仕事を始めたら、少しずつ機嫌は直ってきました。 そこへ、お昼近くになって、受付から電話。 「恵子にステキなプレゼントが届いているわよ」 どうしてかわからないまま受付へいくと、なんとそれはルームメートからだったのです。「昨日、午前中に電話しなくてごめんなさい」というメッセージとともに、フルーツや花の飾ってあるバスケット! ルームメートが悪くなかったことはもう説明してあったのに、なんて思いやりのある...(^^) 私の機嫌は一気に直り、疲れも吹き飛んでしまいました(^^) 夜になって家に帰ると、ボイスメールにマネージャーからのメッセージ。「恵子、本当にごめんなさい。でも、私はDisconnectなんてしていないの。ただ、電気会社の請求書からアパートの名前をとってくれ、と言っただけなのよ。だけど、まさか電気会社がその場で電気を止めるとは思わなかったの。本当にごめんなさい」 アパートのマネージャーの中には嫌みな人もいますが、「ここのアパートのマネージャーはいい人だよね」とよく話していただけに、電気をマネージャーが止めたという事実はショックだったのですが、そんなことなかったのです。 「やっぱりルームメートもマネージャーも信用できる(^^)」と、昨日の怒りはどこかへふきとんでしまいました(^^) |
American Jokesの更新もしました(^^) |