電気を止められた


2月 22日(月) 晴れ


これは先週のこと。

8時すぎに家に帰ってくると電気がつかない!!...周りの部屋はついてる...そう、私の借りている部屋だけ、電気が止められていたのです。

原因は、前のルームメートと今のルームメートの電気代請求書の引き継ぎの失敗。ところが、ルームメートは出張に出ていたので、被害にあったのは私だけでした(;o;)

最初、なんのことだかわからず、電気会社に電話をかけようとしました。が、買ったばかりのコードレス電話がつながらない!(電気が止められてたから)...しかたなく、古いコード付きの電話を出してなんとかつなぎました。

ところが、電話番号が暗くて読めない!...しかたなく、外へでて門灯の灯かりで番号を読んで覚えて電話をしました。

が、緊急としてかけたのに、「電気会社の方から止めるよう連絡があったのであけられない」の一点張り。いくら「これはなにかの手違いだ」と説明してもダメでした。

結局、その晩、私は電気なしで過ごしました。カリフォルニアとは言っても、冬で、暖房も(電気なので)なく、お湯も沸かせない。真っ暗な部屋で...

私は、わりとちょっとしたことでは動揺しない、しぶといタイプだと思いますが、こういう正当な権利が受けられないことほど、悔しくて悲しいことはありません。

すぐにルームメートのボイスメールに怒りの電話を入れました。「あなたが電気会社に電話してくれないからこうなったのよ!!」

夜になって、暗闇で足をぶつけました。悔しくてなかなか寝つけません。涙がぽろぽろでてきました。

...朝になって、すぐに電気会社に私の名前を入れようと電話しました。

すると、「もう名前ははいっている」というではないですか。ルームメートは昨日電話を入れてくれていたのです。

今度は電気会社に対する怒りで、「請求書の宛先が入っているのにどうして、Disconnectなんてしたの!!理由を説明して欲しい!!」と言って調べさせると、引継ぎがうまくいっていなかったのでアパートのマネージャーに請求書がいっていたのですが、そのマネージャーが前日の午前中に電気を止める(disconnection)ように電話した、というのです。

まず、ルームメートのボイスメールに謝りの電話を入れて、今度はマネージャーのボイスメールに怒りのメッセージを残しました。「アパートのお金はきちんと払っているのに、どうして、たった一日も待たずにDisconnectなんてするんですか???」

疲れきって、会社へいきました。それでも仕事を始めたら、少しずつ機嫌は直ってきました。

そこへ、お昼近くになって、受付から電話。

「恵子にステキなプレゼントが届いているわよ」

どうしてかわからないまま受付へいくと、なんとそれはルームメートからだったのです。「昨日、午前中に電話しなくてごめんなさい」というメッセージとともに、フルーツや花の飾ってあるバスケット!

ルームメートが悪くなかったことはもう説明してあったのに、なんて思いやりのある...(^^)

私の機嫌は一気に直り、疲れも吹き飛んでしまいました(^^)

夜になって家に帰ると、ボイスメールにマネージャーからのメッセージ。「恵子、本当にごめんなさい。でも、私はDisconnectなんてしていないの。ただ、電気会社の請求書からアパートの名前をとってくれ、と言っただけなのよ。だけど、まさか電気会社がその場で電気を止めるとは思わなかったの。本当にごめんなさい」

アパートのマネージャーの中には嫌みな人もいますが、「ここのアパートのマネージャーはいい人だよね」とよく話していただけに、電気をマネージャーが止めたという事実はショックだったのですが、そんなことなかったのです。

「やっぱりルームメートもマネージャーも信用できる(^^)」と、昨日の怒りはどこかへふきとんでしまいました(^^)





American Jokesの更新もしました(^^)



[前の日記] [日記検索] [次の日記]

[留学日記へ]



[ホーム]