日記’９８
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日記’９８
11月 15日(日) くもり|
私が職場で使っているメーラー（メールのやりとりをするソフト）は、ユードラプロです。 もらったメールにリプライ（返事）をするときに、送ってきた人にだけ返事を送るか、それとも、送ってきた人だけでなくコピー(CC)先の人にも返事を送れるかを選べるオプションがあります。 私はこういう場合、すべての人（送ってきた人とコピー先の人）に送り返せる方を選びます。 送ってきた本人にだけ返事する必要があるのなら、他の人を消せばいいだけだけど、 逆に、常に送ってきた人にしか返事できないと、コピーの人を選び直したり、アドレスをペーストしたりと、けっこう面倒でしょう？ 普段、私に仕事を教えてくれるスコットは、私がオプションをいじっているのをみて、（使いやすくなるから）「それはいいことだ」と言ってくれたあと、この設定をよく見て、「これはだめだ」と言いました。 「どうして？これは私のメーラーですよ。個人の自由でしょ？」 「いや、だめだ」と言うではないですか。 こんなにきっぱり言われたことはないので、どうしてだろう？(?_?)と思い、もっと質問しました。 「どうして？」 「以前、会社にいた人で、全社員向けに出された会議の案内のメールがあって、彼女は『私は行き方がわからないわ。この前道に迷ったの』って、世界中の全社員に返事をしたんだ。この設定のせいだよ。」 （二人で大笑いしたあと） 「そのあと誰かが怒ったりしたの？メールシステムがおかしくなったんですか？」 「いや、大丈夫だったよ」 「それじゃあ、私はこの設定を使ってもいいでしょう？彼女の失敗は、彼女の問題で、私とは関係ありませんよ(^^;」 「いや、だめだ！だめ！」 「どうして？私にはこっちの方が便利なんですよーー」 スコットは一瞬だまったあと、口を開きました。 「Embarracement!（恥をかく）」 ．．．．．あ、そう(^^;、私を心配してくれてたのね(^^;。私が彼女と同じ間違いをして、みんなに笑われるのを防ごうとしてくれてたのね(^^; 私は一瞬黙ったあと、お礼を言って、オプション設定をもとに戻しました(^^; |
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American Jokesの更新もしました(^^) |
