日記’98

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7月 20日(月) 晴れ

ベビーシッター


こっちに来て、かなり早い時期に、私、ベビーシッターだけは始めていました。

私は、職探しが長引いて持ち金が底をついたら、住み込みのベビーシッター(ナニー)をしようと考えていました。部屋代と食事代が無料になるから。だから、ベビーシッターの経験を続けていたかったのです。

それに、職探しだけしていると、精神的にも不安定になるので、少しでも収入源が欲しかったこと、なんと言っても、子どもといるとほっとすること(^^)。

探しかたは原始的。そこらへんに貼ってあるベビーシッター募集を見て電話しました。

正直言って、今回は少し不安でした。ニューヨークでは、留学して町の雰囲気にも慣れた1年後に始めたのですが、今回は到着してすぐ。ここに住む人の傾向や、場所的な安全性もわからなかったからです。

実際、教育方針のない家庭や、子どものうちから平気で嘘をつくことが許される家のベビーシッターなんて面白くもありません。

が、私って、なんて人間関係には恵まれているのでしょう(^^)。今回もあたりでした(^^)

来てすぐ、ベビーシッターを始めたメリットは他にもありました。ここの生活や、環境のことを聞けるのです。

確かに子どものいる家だったら、地域に密着した生活をしているはずですよね。

実際、今度のお母さんは、私より2歳年下で日本人なので、最初から友達みたいに気楽に話せました(^^)。

今度は、今までの中で最年少の女の子。

主に公園に連れて行くので、他のお母さんたちともおしゃべりできます。

ただ、私がベビーシッターだということを話すと、自分のところでもやって欲しいと言われることがよくあるのがつらいんですよね。

ニューヨークにいたときからよく聞いていたことですが、どこでもベビーシッターやナニーというのは不足しているそうです。

大切な子どものことだから、誰にでもまかせられることじゃないのに、ベビーシッターの地位はとても低く、こっちでは高校生のアルバイトくらいにしかとられていません。

あるお母さんは、いいナニーがいなくて、「泣く泣く仕事を辞めた」と言っていました。

でも、きちんと責任感のあるベビーシッター(私(^^;)は、そうそうあちこちで引き受けるわけにもいかないんです。

まず、子どもに慣れるのにはある程度の時間が必要だし、仕事柄、フレキシブルに対応しなくちゃいけなくて、急に頼まれたりキャンセルになることは日常茶飯事なので、あちこちで引き受けてると収集がつかなくなっちゃうんです。

けれども、なかなか仕事の見つからない私は、そういう話を聞くたびにナニーへの道を確信して、内心、喜びました(^^;。

仕事が見つかったら平日にはできなくなるけど、週末は続ける予定(^^)。やっぱり子どもに触れていたいし、私の苦しい期間に仕事をくれて、これからも協力したいもんね。そこのお家、もう少ししたら、2人になるんです(^^)





* American Jokesの更新もしました。ちょっと長いけど、がんばって読んでみてね(^^)。

今回のジョークをくれたのは、クリスではなくて、さゆりさんです。彼女からは、半年くらい前に、留学を考えているっていうメールをもらったばかりのような気がしていたのだけど、今回、このジョークを載せるために確認のメールを出したら、なんと、すでに留学されてました!

パチパチパチパチ〜(^^)。さぁ、留学を考えている方、あとに続きましょう(^^)。あ、でも、ペースは人それぞれだから、そんなにあせらなくてもいいのよ!



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