日記’98

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6月14日(月) 晴れ

大陸横断・1日目


1998年6月1日(月)

コース: ルート87 → ルート84 → ルート81 → ルート80

通った州: ニューヨーク州、ペンシルベニア州、オハイオ州

走った距離: 464.7マイル(743.52キロ)

料金所: 50セント(ニューヨーク州)

ガス代: 23.43ドル(3045円)

宿泊先: Youungstown, Ohio(オハイオ州)

宿泊料金: 46.73ドル(6074円)
(1ドル=130円, 1マイル=1.6キロ)

前日は忙しく朝の3時に眠ったので、目が覚めるまでは寝ているつもりでした。でも8時には目が覚めてしまいました。

ハウスメートのジャッキーに最後のお別れして、11時すぎにニューパルツを後にしました。

まずは慣れた道、ルート87です。ブレットによると、87から84に入るコースが、強いて言えば一番難しいそう。それは私の慣れたコースなので、安心です。

でも、長時間運転するので少し緊張気味。

84から81へ。ここで私はなんと、コースを間違えてしまいました。81へ入るときには南(South)をとらなくてはいけないのに、わたしは北(North)をとってしまったのです。

自分で気がついて戻ったのですが、動揺していたのか、ここでも81の入り口を見落として、往復してしまった形になります。

50マイル(80キロ)のロスです。とほほ。。これが最後に致命的なロスにならなければいいのですが。

けど、そんなことではめげません。私は、友人の家に行くときでも、必ず迷うからです。そして必ずたどりつきます。こういうことには鍛えられています(^^;

そこはもうペンシルバニア。きれいな森の中をくねくね車を走らせます。

ルート80に入ってほっとしました。

でもまだ長距離の運転には完全には慣れていません。ときどき路線をはずれてしまうと、路肩はガガガガーッとものすごい音がするので、あわてて車を戻します。

なんだか、ディビッドとジャスティンと遊んだテレビゲームを思い出しました。私はゲームでもいつも道をはずれて、ガガガガーッと音をさせてスピードダウンしてしまっていたから。

ルート80に入って、いやなことに気がつきました。その日、ニューヨークは暑くて、私はショートパンツとノースリーブという服装でした。

まっすぐ西に向かっているので、左腕ばかりに日があたります。私は子どものころから日焼けしやすいのが悩みの種です。左手にタオルを巻いて走りました。

途中、ガソリンスタンドでガスを入れようと、前の車を待っていると、乗っていた女の人に「そんなに近づいたら出られないでしょ!!」とどなられました。

「そんなにどなりつけなくたって...(;o;)」と思ったけど、謝りました。

意気消沈して、ガスを入れていると隣のおじさんが私の荷物を見て、「ここの学生?」と話しかけてくれました。

「ニューヨークで卒業しました」

「じゃあ、どこに行くの?」

「カリフォルニアです」

「あそこはステキなところだ。気をつけてね(^^)」

「ありがとうございます。ここから何日くらいで行けるでしょうか?」と聞くと別のおじさんが、

「4日!」と教えてくれました。

私は1週間くらいを考えていたので、「4日で行ける」と思ったら嬉しくなり、そこで休憩するつもりだったのに、そのまま車を走らせました。

こっちは夜の9時に日が落ちます。暗くなっての運転は危ないので、夜の7時に宿泊先を探しはじめれば9時までには見つかる計算です。

私は今日中にオハイオ州に入りたくて、がんばりました。でも、目標のクリーブランドまでは行けずに、オハイオ州に入ってすぐの Youungstown というところに宿をとりました。

前日にミッキーがくれていたホテルのリストの、 Super 8 Motel というモーテルを選んだのですが、これは大失敗。

角の部屋だったので車がうまく止められないシャワーのお湯が調節できない

なんと言っても、インターネットにアクセスできなかったのは致命的です。前日まで忙しくて、ろくにメールもとってきていなかったのですが、私のプロバイダのスプリントは、どこからでもアクセスできるから、旅行がはじまってからゆっくり見るつもりでした。

でもこのホテルは、たぶん、配線かなにかでなかなかつながりません。

フロントやスプリントのカスタマーサービスに電話して、いろいろ試している最中に、ものすごい眠気がおそってきて、「すみません。眠くなったので今日はもういいです」と言って眠ってしまいました。








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