アメリカには、日本でのJAF(だったかな?)にあたるもの、AAA(トリプルA)があり、私も加入しています。 ここは地図を無料でくれるので、私も電話して送ってもらうことになっていました。ところが、「来ない!!」。約束の日を過ぎて、出発の前日までとうとう来ませんでした。 しょうがないから地図を買いに行きました。まぁ、こんなことは、アメリカにいればしょっちゅうですけど(^^; アメリカ大陸を横断する場合、たいてい、南か北のコースをとります。私はルート80という北のコースをとります。でも決めたのはそれだけ。そこに行くまでのことや細かい内容は決めてませんでした。 前日に、ともだちのブレットが、いろいろ教えてくれました。彼は先週、ルート80を使ってインディアナへ行ったばかりだったのです。 「ルート80はとても簡単なルートだ。迷うことはないから大丈夫(^^)」そしていくつかの注意点を教えてくれました。これで鬼に金棒です。 周りのアメリカ人に旅行のことを話すと、たいてい、自分が大陸を横断した経験か、友達の経験、もしくは自分が行きたいと思っているコースなんかの話をしてくれます。 でも私と同じ海外からの留学生の中には、心配性の友人もいます。 「明日行っちゃうの?」 「そうよ」 「何時にでるの?」 「起きたとき」 「どこに泊まるの」 「暗くなる前か、疲れたときに探すの」 「何日で着くの?」 「わからない。1週間くらいかなぁ」 「な〜んにも決まってないんだね〜」 「決まってるよ。1週間後にはカリフォルニアにいる(^^)。か、病院にいるか、生きてはいないか...(^^;」 「途中、なにかあったらどうするの?」 「何がある可能性があるの?」 「車が故障したり...」 「それはありえない。旅行のための点検に出して悪いところは直しちゃったもの。」 「事故にあったり...」 「大丈夫。そのために、携帯電話を買ったから。なにかあったらすぐに警察を呼ぶ。けどこれは非常時用で加入はしてないから、他にはかけられないけど。」 「ホテルが見つからなかったり...」 「大丈夫。夜の7時にはホテルを探しはじめる。旅行者のための道(ルート80)で、2時間走ってホテルがないことはありえないでしょう?」 「たつまきにあったり...」 「いん石がぶつかってきたり?...それは心配してもしょうがないよねーー」 「疲れたら?」 「私の体力、知ってるよね?」 大丈夫な理由は他にもあります。「私は車の運転が好きだから」「チェロキーには絶対の信頼がある」...でも、こういうことは私の主観なので黙っていました(^^) アメリカの主要道路では、出口の前に必ず、Food、 Gas、Lodging(宿)の3つのリストがあります。だから、マクドナルドに入りたければ Food の下にマクドナルドのマークを探せばいいわけです。なにもないときには、No Services と書いてあるので、降りてみたら何もなかった、ということはありません。 私もそれを利用して宿を捜すつもりです。 ベビーシッター先のおかあさんのミッキーが、「宿はたくさんあるけど、安くて安全なところを教えてあげるわね」と書き出してくれました。以下がそのリスト。アメリカを旅行するときの参考にしてくださいね(^^) Days Inn Econo Lodge Red Roof Inn Super 8 Motel Motel 6 他にも Ramada Inn とか、Comfort Inn などがありますが、これは高いそうです。 そして、「何かあったらコレクトコールをしていいから。どこで問題が起きても、助けてあげられる人を探してあげるから安心して」と言って、電話番号をくれました。とても嬉しい。 これで鬼に金棒2本です(^^) そして、ブレットはこうも言ってくれました。 「Keiko、きっといい旅行になるよ。ルート80は素敵なコースだ。山あり、平野あり、岩あり、砂漠あり...アメリカの全部を見られる。それに、季節もちょうどいい(^^)」 |