日記’98

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6月8日(月) 曇り

カリフォルニアへ


「どうしてカリフォルニアなの?」

その質問にはいろんな意味があって、どう答えていいのかわかりません。

「仕事が見つかったの?」

「ううん」

「誰か待ってるの?」

「誰も」

「そこが好きなの?」

「行ったことない」

あてずっぽうに選んだわけではありません。と言って、「シリコンバレーに行けば仕事が見つかる」、そんなに気楽に考えているわけではありません。

でも、どうして?、と聞かれたら、

「行ってみたいから。」

これがたぶん、いちばん簡単で、シンプルな答えです。

その他の理由は、これからの日記に少しずつ書いていきますね(^^)

「カリフォルニアへ行く」と決めたときに、私は愛車のチェロキーを持っていくことを考えました。

「ボーイフレンドいないの?」と聞かれると、よく冗談で、「人間ではいないけど、似たようなものだったらいる...」と答えていました。

それがチェロキーです。「一緒にいると気持ちいいし、楽しいし、私を助けてくれるし、守ってくれる。うらぎらないし。それに...今一番お金をかけてるから(^^;」

メンテナンスが自分ではできないので、ベビーシッターの収入はほとんど消えるほど、車には気をつかっていました。点検に出して問題がなくても、必ず「次の点検はいつごろ、何をやればいいか」と聞いて、それに合わせてお金の準備もしました。

だから私がアメリカにいる間は、チェロキーを手放すなんて考えられません。

それでチェロキーと大陸を横断することに決めました。日記の更新ができなかったのは、そういうわけです。(本当は更新する予定だったのですが、ハプニングが、、、(^^;、、、これからの日記に詳細あり)

次の日記から、この大陸横断の記録を載せていきます。旅行中に書きました。


.....ところで、私は4月まで日本に帰ることにしていました。それでも卒業するクラスメートたちにはずっと、カリフォルニア(シリコンバレー)に行くことを勧めていました。深い理由はなかったのですけどね。(←いいかげん(^^;)

でもみんな、口をそろえて、「あ〜んな遠いところ行かないよ〜」と言っていました。

ところが、私が日本に帰るのをやめて仕事を探しに行くことを決めると、みんなの態度が変わってきました。

「自分も行きたい」

「いつか絶対に行くから」


これが彼らの、お別れの言葉でした。





* いろいろ更新したので、今週のAmerican Jokesの更新はやめました。来週からまた更新します(^^)



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