そういうわけで、卒業式に参加するとはっきり決めたのは式の3日前です。 が、そのずいぶんまえに、友人のシャロンに卒業式に参加するかを確認したことがあります。私は単に確認するだけのつもりで、"Will you come to the commencement?" と聞いたのですが、Will you には、「来てくれますか?」という意味が含まれています。シャロンが「それは招待してくれてるの?」と言ったので気がつきました。 私は、「参加するのならぜひ招待したいけど、参加するかを決めていない」と状況を説明しました。結局、私が参加するなら、だんなさんと式を見に来てくれることになりました。 それで先週の木曜日にあわてて電話したら喜んでくれました。 「Keiko、念のため言っておくけど、ジーンズで来ちゃだめよ」 私は服装のことなんて全く考えていなくて、 「うーん、ジーンズがだめとなると、すごく短いスカートしかない。でも、ガウンを着るからいいのでは?」 「だめだめだめだめ、本当はドレスがいいけど、スカートならまだ大丈夫。じゃあスカートで来てね」 と言うので、着ていくものを探したのですが、私は3年間ずっと学生で、フォーマルな夏服なんて一枚もないことに気がつきました。 たまたま部屋に遊びにきたジャッキーに、超ミニのスカートを見せて「あさってはこれで行こうと思うんだけど。。。」と言うと、そのスカートを見るなり大笑いされて、 「それはダメ!」 と言うではないですか。 「どーして?ここは自由の国、アメリカでしょう?なんだっていいんじゃないの?」 「卒業式はきちんとした恰好で行かなくちゃ。心配しないで。」と一緒に探してくれました。 結局、丈は短いけどワンピースが一着見つかり、それを着ていくことにしました。 「あ!でもくつがない!!」 「じゃあ、今から買いに行こう!」 とジャッキーに買い物をつきあってもらいました。 .....卒業式に参加すると決めてから、たったの3日間だけだったけど、ふたりのおかげで少しずつ卒業式が楽しみなっていきました。やっぱり持つべきものは友(^^)。 シャロンとだんなさんのスティーブが式のあとランチをごちそうしてくれて、その前日の夜には、「前祝いね」と言って、ジャッキーと映画を見に行きました(^^) |
* 卒業しました(^^)。でも、これからも日記はこのペースで続けます。タイトルはいいのを考えつくまで「留学日記」のままです。さて、今、母とおばが日本から遊びにきていて、明日からマンハッタンへ行きます。次の更新は27日(水)になります(^^)。American Jokesの更新も今日しました(^^)。 |