留学日記’98

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5月5日(火) 雨

警官に呼び止められた日・その2


車を買ってすぐのころです。ともだちの家を探して、川沿いの道を走っていました。

その道は、ゆうに車が3台は並んで走れるくらい広い道です。

一方通行(One Way)の標識を見ましたが、「こんな広い道が一方通行なはずないよね、見間違えたんだ、きっと」と思いながら走っていると、目的の家を通り越してしまったことに気がつきました。

私はちょっと迷いましたが、次の角で、思い切って方向転換してしまいました。

1ブロックくらい走ったところで、パトカーが私のすぐ後ろにいることに気がつきました。

私は「まずい!」と思ったけど、何かのまちがいかもしれないとも思い、のろのろ運転で様子をうかがいながら、止まらずにいました。

すると、夕暮れどきで薄暗くなっている中、パトカーのライトが思いっきりアップライトになって光りました。

自分が犯罪でも犯した気分にさせられるほどのライトで、逃げる気力も失い(^^;、うなだれて(^^;、車を停めました。

どうしていいのかわからず車の中で待っていると、警官が歩いてきます。

とにかく一方通行だと知っていたので「ごめんなさい」と言って、警官の言葉を待っていました。

「どこへ行こうとしたの?」「ともだちの家です。すぐそこなんです。」

免許や車の証明を見せたあと、「チケットを切られるのですね。」と聞くと、「今、それを考えている」と言うではないですか。

私は、これは逃れられるかも!と思って、とにかくしゃべりまくりました。

「私はあそこで曲がったから1ブロックも走っていません。」

「私は日本人。日本ではこんなに広い道が一方通行なんて考えらませんでした。」

(日本の運転免許を見せて)「この金色のラインの意味がわかりますか?これは、優良ドライバーのしるしです。日本でこれをもらうのはすごく難しいんです。」(うそ(^^;...ペーパードライバーだった(^^;)

「私は生れて一度もスピード違反はしたことってないんです。常にスピードだけは守っています。それが私のポリシーです!」

とにかく思いつくことを並べました。

警官は、後ろを見て、仲間の警官を呼びました。私は再び、しゃべり続けました。

最後に、"Please, please, please, please, please,.....!!!"と言いつづけました。

すると、とうとう、「わかった。じゃあ、左手をあげて」と宣誓の準備をさせられ、「ぼくの言葉を繰り返して」と言うので、言われるままに繰り返しました。

「私、(私の名前)は、これから2度と法律を破らないことを誓います」

というようなことを長々と繰り返させられ、私は許してもらうことができました。

ここだけの話ですが、こういうときは、自分が女でよかった(^^)と思います。男の子に話すと、いつもうらやましがられます。ちなみに私は日本でも3回、警官に止められたことがありますが、毎回、こんな感じで逃げています。どうもありがとう〜\(^^@)/






\(^^@)/5000人達成!どうもありがとう!\(^^@)/


おかげさまでアクセスカウンタが5000人に達成しました。この調子でがんばりますp(^^)q

さて、近いうちに、ホームページのお引っ越しをします。今週末か来週末あたりを予定していますが、引っ越した際には、表紙からリンクします。たまにしかいらっしゃらない方は、ときどきのぞいて確認してくださいね(^^)

American Jokesの更新もしました。今回のはちょっと長いけど、がんばって読んでみてね。なかなか面白いでしょう?(^^)



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