「留学」という言葉の検索で訪問してくださる方が多くなったので、これから留学するにいたった私の経緯をときどき載せていきたいと思います(^^) 自己紹介で書いているように私が今回の留学を決心したのは27歳のときです。と言っても、27歳の終わりのころで、留学したのは29歳の始めのころなので(←ややこしい(^^;)、実際の留学までの期間は1年ちょっとです。 決心したあと、母の友人(母と同じ年)で留学中の方が一時帰国されたときに、お話をうかがう機会があり、それである程度の感触がつかめました。 この時点でお金を払って業者にすべてをまかせて留学準備(英語の勉強)に専念するか、すべてを自分でやるかを選ばなくてはなりません。 私はそれまでに何度も計画をたてては挫折(とりやめ(^^;)していて、「今度だって、いつ急にやっぱりやめようと思うことになるかわからない、だからとりやめたときにも、自分で行動したということが残るようにすべて自分でやることにしよう」と決めました。 留学にあたっては、地球の歩き方の留学の本と、アメリカ留学ハンドブック(日米教育委員会編集、(株)アルク出版)を参考にしました。 留学場所については誰にも相談していません。やりたいことがある人にとってはそれによって決まるでしょうが、私の場合はまずは語学留学です。どこでもいいんですね、実際。 よくどうやって決めたの?と聞かれますが、実は消去法なんです。 *****
* カリフォルニア、フロリダ−−気候もいいし、年をとってからでも行けそう * 南部−−方言が強そう * 中西部−−私は大草原の小さな家が好きだから、その気になればいつでも行くだろう * ハワイ、アラスカ−−アメリカという感じじゃない * シカゴ周辺−−寒すぎる(^^; *****
そして残ったのが、東海岸でした。 そう決めてから、会社を休んで、平日しか空いていない赤坂見付にある日米教育委員会(Tel:03-3580-3231)の図書館へ行きました。留学関係で会社を休んだのはあとにもさきにも、この日だけでした。 ここで、アメリカ東海岸の大学のリストを全部コピーして、その日のうちに、語学学校とコンピュータサイエンスがある学校をチェックしました。 この時点でコンピュータサイエンスを専攻するとは夢にも思っていませんでしたが、私の会社がコンピュータ系だったため、以前から勉強してみることには興味があり、その大学にコンピュータサイエンスがあれば、アメリカの大学では専攻していなくてもいくつか授業をとれることは大きな魅力でした。 その中でも比較的田舎にあって、こじんまりとしていそうな大学を40校に絞って資料請求をしました。それには国際返信切手とともに、自分のバックグランドと希望を書いて「アドバイスをください」と書きました。 ほとんどの大学が1ヶ月以内に返事をくれました。アドバイスもくれたのは10校くらいです。 そのうち、現在の私のアドバイザーでもある Dr. Mumper という方が、「もしも急ぎならFaxでやりとりしましょう」と言ってくださり、早速、送ってみると次の日に解答がくる、という手際のよさはとても気に入りました。 そして、そこから5校に絞って書類の提出をしました。そのうち3校からの受け入れ決定の案内が来た時点で今の大学を選びました。 この大学を選んだもうひとつの理由は、ニューヨーク州立大学であったこともあります。というのは、他の2校の大学の名前を両親に言うと、母が「本当に存在するの?(^^;」と言ってきたからです(^^; 存在することは事実ですが(^^;、母のような素人には、多少名前があった方が安心できるかなと思ったことと、やはり最初の印象が気に入ったこと、それで今の大学を選んだのです。 |
* 他に私に対する質問があればお寄せください(^^)。シリーズにしてときどき載せていきたいと思います。 |