留学日記’98

[留学日記検索]

1月18日(日) 雪

パンを焼こう!


私は、最近よくパンを焼きます。

ここに来た年、語学学校の先生で友達になったサラはお料理が好きで、よく一緒に作りました。その時にパンの焼き方も教えてもらったのですが、その後、うまくいく時といかない時があって、理由はよくわかりませんでした。

でも先日、知り合いの家でいろいろ教えてもらい、帰ってからサラのくれたレシピーと見比べて、一番手軽で簡単なパンが焼けるようになったので、ここに紹介したいと思いますm(_ _)m


1. 冬場はまずオーブンをつけ、2、3分で止める。

ドライイースト(Active Dry Yeast)大さじ1
小麦粉5カップ
砂糖大さじ3
小さじ1と1/2
牛乳1カップ
オリーブ油大さじ2
1個


2. 以上を混ぜ合わせ、べたべたがなくなるまで5分間くらいこねます。

3. 冬場は、暖めたオーブンに入れ45分間おく。夏はそこらへんにおく。

4. もう一度こねて、焼きたい形をつくる。(ねじってもいいし、型に入れてもよい)

5. もう一度、冬場は、暖まっているオーブンに入れ45分間おく。夏はそこらへんにおく。

6. 190度のオーブンで15分くらい焼く。

v(^^)vできあがりv(^^)v


パンの作り方のレシピーには、「ドライイーストをぬるま湯でふやかす」とか「15分以上こねる」などと書いてありますが、面倒ですよね。上記のやり方で十分おいしく焼けます。

パンをおく時間は45分以上だったら何時間でも構いません。私も朝でかける前において夕方焼くときもあります。

小麦粉はべたべたがなくなるまで、どんどん入れて構いません。

レシピーによっては「バターを室温で戻す」と書いてありますが、面倒なので電子レンジで戻すと、今度はなかなか固まらなくてべたべたがとれるのに時間がかかるんです。普通の油でも構いませんがオリーブオイルがくせがなくて一番いいようです。

温度はアメリカではF、日本ではCを使いますが、アメリカの場合は375F(=190C)です。ちなみに計算方法は、C=5/9(F-32)です。

冬の室温はどんなに熱いと感じても、パンにとっては低すぎるそうです。45分おくのは膨らませるため。温めたオーブンに入れるのを忘れないでね。

膨らませるもう一つのポイントはお砂糖だそうです。だから必ず入れてください。塩も入れるので全然甘くありません。逆に甘いパンを作りたければ、お砂糖を1カップ入れてください。

大さじは英語で、tablespoon、小さじは teaspoon と言います。

それからドライイーストは生き物なので寿命があるそうです。古いものは捨てて、保存は湿気のない涼しいところへ。私は冷蔵庫に入れてます。

たくさんできたら、1回で食べる分にわけて袋へ入れて冷凍庫へ。食べるときにレンジかトースターにいれればOKです。ひとり暮らしでも心配なし(^^)

アメリカの家はオーブンが必ずと言っていいほどついています。焼くということが中心の国ですから(^^)。(ちなみに中国は”炒める”ですよね。)オーブンは英語で、oven と言っても通じますが、普通は、Stove (ストーブ)と言います。昔、サラが「日本では stove の原料は何を使うの?」と聞かれて、私は冬に使うストーブを思い浮かべて、「石油かな」と言ったら驚かれました。(彼女はガスか電気かどちらかと聞きたかったからです(^^ゞ)






[前の日記] [留学日記検索] [次の日記]



[ホーム]