留学日記’97

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12月20日(土) 晴れ

図書館


試験中は他のことをしてはいけない気分になるので何もできず、とても長く感じられました。でも終ってしまうと、本当に”光陰矢のごとし”で、あっという間に2日が過ぎてしまいました(^^ゞ

試験中に起こった変った出来事と言えば、なんと時計として使っていたたまごっちが死んでしまったことでしょうか(^^;。。。先月私の腕時計が止まってしまってから、なかなかお気に入りの時計って見つからなくて、たまごっちを時計にしていたのですが、死ぬと時計も止まってしまうのです。普段は音を消していても、卵をかえす時だけ大きな音がしてしまいます。だから、試験の直前に卵を返して獲付けをしていたのですが、本当に試験中に止まってしまいました(^^;。。。。情けない(^^;、、早く新しいのを買わなくては。。。

さて、私は普段、図書館で勉強します。図書館には、静かな場所、うるさい場所、寒い場所、暗い場所、といろいろ分かれていますが、一番うるさいメインフロア(Main Floor)で勉強します。私はうるさくても集中できるタイプですが、静かなところで誰か一言二言がしゃべるだけで気が散ってしまうので、最初からうるさい場所の方が合っているようです。

でも先学期まではほとんど家で勉強していました。今学期からまた同じ場所に行っていますが、そこで規則的に勉強することにしたのは1年半ぶりです。

1年半前、私は今の大学院のコースではなく、大学の必修科目をとっていました。当時は数学は14年ぶりなので難しかったものの、毎日必死で勉強したおかげでよくできる方でした。その時に、以前この日記に書いた留学ジャーナルで、私と一緒に取材を受けてくれたキム(Kim)とも知り合ったのです。

当時なぜ図書館で勉強するのをやめてしまったかと言うと、いろんなクラスメートが質問に来るので自分の時間がとれなくなったからです。実際できる人ほど、自宅や Quiet Room と呼ばれる、人が話し掛けにくい場所で勉強しているようです。私は、今となっては幻となってしまった栄光(おおげさ(^^;)を当時味わっていたのです。

大学院のコースをとるようになってからは、同じように勉強しても全然できるようにはなりません。ついていくのがやっとです。そして今学期から再び同じ場所で勉強することにしたのですが、たまにクラスメートに質問されるのは「宿題の提出の締め切りを教えて」とか、「試験範囲メモした?」くらい(^^;。信じられないくらい集中できます(;o;)。

このメインフロアには、普段勉強しないような人が宿題提出や試験の前にいやいや来たりできる人と待ち合わせて教えてもらう、というような場所なので(^^;、人の出入りは激しく、集中できずにぼーっとしている時などは見ているだけで楽しいものです(^^)。

そして改めて気付いたことは、ファッショナブルな人が多い。うちの学校は芸術学部がいいと言われているだけのことはあるような気がします。ニューヨークのマンハッタンから1時間半くらいと比較的近いことは大きいようです。去年、他の大学から友達が遊びに来たのですが、彼女も同じことを言っていました。普通は、ほとんどの学生はTシャツにジーパン、うちの学校にもそういう人もたくさんいますが、特にメインフロアには(^^;、おしゃれな人が集まるようです。でも冬なのにタンクトップやおへそを出している人がいたりと、寒々しいものもありますが。。。(^^;。。。

日本から来たばかりの頃も同じ場所で勉強していたのに、それをおしゃれとは感じなかったのも面白いものです。私はOLを6年間やっていたこともあり、日本のスーツとか一糸乱れぬお化粧をする人に慣れていました。(私自身も(^^;)そういう人たちに比べると、こちらの人はとてもラフで、髪の毛などもまとめただけの本当の”乱れ髪”だったり、最初のうちはそれらをおしゃれだとは感じませんでした。

3年間アメリカに住んでいる間に、本当にダサい人と、ラフなおしゃれな人の見分けがつくようになってきた感じです。おしゃれな人は、自分に合っているものを知っていて、帽子やバックも好みで統一されている感じです。だから個性的な部分が楽しめます。流行の色で統一されることなどありません。反対にダサい人と言うのは、あきらかに人からもらったとわかる服b>寝起きだとわかるような顔、、、、でもそれが悪いとはもちろん言っていません(^^;。学生は勉強第一でいいのですから、、、と言っておきましょう(^^;。

それにしても、私がこんな風に観察していることには誰も気付いていないでしょう(^^;。ちなみにこのメインフロアにいるのは、ほとんどアメリカ人です(^^;。(深い意味はありません(^^;)








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