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'*★ アルコール類を買うとき ★*'


..*..*.. 2002年6月7日(金) 晴れ ..*..*..


アメリカの法律では、21歳にならないとお酒を飲んだり、煙草をすったりすることができません。たとえ、親のおつかいでも、アルコール類や煙草を買うことはできません。

だから、若い人がお酒類を買うときには、身分証を携帯しなくちゃならなくて、買うときに店員に身分証明書の提示を求められたら、きちんと証明しなくてはなりません。レジで、たまたま身分証明書を忘れて証明できなくて、買えなかった人を何人も見ています。売る方も「知らなかった」ではすまされないからです。

お店の人たちには、もう少し深い決まりがあるようです。それは、30歳に見えない人には、身分証の提示を求めなければいけないそう。つまり、20代の人には身分証の提示を求めなくてはならないそうです。

私は、ニューヨークに留学したとき29歳でした。身分証明書の提示をいつも求められるので、ビールを買うときにはパスポートを持ち歩いていました。当時はまだ車の免許をとっていなくて、国際免許では「ダメ」と言われてしまいました。国際免許って、厚紙に写真が貼ってあるだけなので、身分証明には見えないそうです。店員がダメと言えば、とにかく買えません。

当時は、「21歳以下に見えるのかなぁ」となんだか複雑な気持ちでした。(若く見られるのは嬉しくても、そこまで若くみられるのはちょっと、、って)

が、それは当たり前のことだったのですね。30歳以下の人には身分証明書の提示を求めていたのですから。それを知ってからは、30歳を過ぎてもお酒を買うときは毎回聞かれるので、なんだか気分がよかったです。

が、最近はほとんど身分証明書の提示を求められなくなってしまいました。これはまた複雑な心境。確かにもう30代後半だから、それで当たり前なんだけど、その瞬間というのはなんだかさびしいもので。その年令ごとにいろんな趣向があるものだけど、ここでさびしさを感じるとは(^^;

でも、今日は久々に、免許の提示を求められました。それで、私の年令をみて驚いていました。ちょっと気分がよかったです♪




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