「大安と仏滅」


10月4日(月) 晴れ


もともと少ししゃべれるんだけど、ルームメートは日本語を勉強していて、この前帰ってきたら、「大安と仏滅」(橋爪功主演)を見ていました。

私は、この系列の映画が大好きです。だっておかしいんだもん(^^)。それで私も一緒に見せてもらうことにしました。

ストーリーは、橋爪功扮する主人公が一戸建ての家を買うけど、これが欠陥住宅。娘は結婚を控えていて、息子はコメディアンを目指して定職につかない上、年上で子持ちの女性との結婚を宣言。親子の対立とか、ひとりひとりの立場がリアルに、面白おかしく描かれていておもしろかったです。

妻には吉行和子、建築の資格を持つ大学の先生が京極正樹、悪徳不動産に(あ、名前を忘れた、知ってる方、メールください(^^;、あとおじいさんの名前も忘れてる(^^;)、弁護士に伊藤かずえというキャスティングでした。

ルームメートは字幕もなしに見ていたので、ところどころ説明しました。でも、これって、日本人独特のおかしさなんだよね。

最初、橋爪功の家族が欠陥住宅に気がつくのですが、橋爪功は否定してかげでこっそり調べるんだけど、「(認めたら)だからだ!」と言ったら大笑いしていました。

欠陥を認めたあと、

吉行:「おとうさん、家を建ててるところを見に行ったでしょ?」
京極:「『見学』というのは建前で、お茶菓子もらって終わり、っていうことが多いんですよ」
吉行:「おとうさんがしっかりしてないからよ!」

という場面で、「きちんとチェックしなかったから責められている!」と教えてあげたら、「チェックしなかったことで責められるのか(?_?)」と驚いていました。

欠陥住宅を買ってしまった人たちの講習会でも、「家族に毎日責められている」おとうさんや、「友人の紹介で不動産を使ってしまって、夫に責められ最後には離婚されてしまった」女の人とかが出てくるので、ひとりひとり説明したら目を丸くしていました。

訴えるより、抗議して直してもらおう!という弁護士の説得で、みんなで押しかけるんだけど、不動産やは夜逃げ。夜逃げのことを「Fly by night company」と言うそうですφ(.. )。

何よりもおかしかったのは、「ここは東京か?」と聞かれたので、「いや、東京で一軒家なんて無理。ちょっと離れてても無理じゃないかなぁ、、、きっと、埼玉か、うーーん、もしかしたら群馬か茨城の方かもしれない」

なんて、適当なことを言ってたら、なんとそこは町田でした。私の育ったところ、相模原のとなりの町です(^^;。それ以降、よくよく見ていたら電車とか場面に記憶があって、「私はここを通った!」「もうちょっと行ったところでバイトしてた!」と、ひとりで盛り上がっていました(^^;

ちゃんと説明してあげてたのに、途中で飽きたみたいで、ルームメートは本を読み始めてました。そして終わらないうちに寝に行ってました。

それからは私がひとりで大笑い。それにしても吉行和子のキャラ、いいなぁ(^^)

最後は暖かく、ほのぼのと終わって、後味のいい映画でした(^^)





・・・10月4日の日記にある「京極正樹」というのは・・・・・・ひ、ひょっとして、「京本正樹」のことでしょうか。\(。o・)/け、恵子さまも「京極マニア」だったっけ\(。o・)/とか考えてしまいました。京極は「京極夏彦」ですよね(^^;;・・・さすが恵子さま・・・味なギャグを( ̄ー ̄)と思ったのですが、私の勘違いでしょうか(^^;;

きゃはははは!もとちゃん、私のギャグに気がついてくれてありがとう!...(^^;



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