昨日、久しぶりにカリフォルニアにも雨が降りました。 台風フロイドはカリフォルニアにはまったく影響はなかったんだけど、この前たまたまニューヨークの友達にメールしたら、この台風の影響で携帯電話が使えなくて困ってるって言ってました。ニューヨークはすごかったのね。 この台風の名前のつけ方ですが、ずっと昔、友達に教えてもらったことを思い出しました。 もともと、海は女性をイメージするそうで、航海するときには女性を乗せると海が嫉妬して荒れるので女性を乗せない、って聞いたことありますか? それで、台風なんかの嵐も海から生まれるので、みんな女性の名前を使っていたそうです。気象庁みたいなところがつけるそうです。 ところが、1960年代にはじまった「女性蔑視をなくそう!」みたいなスローガンのウーマンリブの台頭で、台風の名前に女性名だけつけるのはおかしいという意見が出始めたそうです。 「台風は神秘的で、支配的で、すごい影響力だから悪くはないのでは?」という意見もあったそうですが、やっぱり「すぐ怒ったり、ヒステリーになったり、泣き喚く」といった女性のマイナスなイメージが強く出てしまうので、やっぱりダメ、という意見が活発化して、結局、男性名と女性名を交互につけることになったそうです。 それはいいんだけど、たとえばフロリダの南の方に台風が4つ来てると、男性名と女性名が2つづつですよね。不思議なことに、みんな女性名の方は覚えてるんだけど、男性名の方は忘れちゃうんです。 私もそうで「昔の人が女性名だけをつけたのは、忘れにくいっていう人間の心理があったんじゃないの?」なんて話していたものです。 ...今回の台風フロイド、92年の台風アンドリュー並みの大きさだったそうですね。 |
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