ピーターさんが日本に最後に来たのが35年前、父とピーターさんは、そのとき以来の再開となりました。 英語をしゃべれない父にどうして外国人の友人が?(?_?)...と家族中の謎でしたが、父は学生の頃、1年間くらいピーターさんのお母さんに英語を習っていたそうです。彼が帰国されてからはクリスマスカードで、今までずっと続いていたそうです。 ピーターさんと奥さんのカレンさんは現在、サンフランシスコにも近い、バークレーの近くに住んでいます。 それで港が近くにあるので、父と私をセイリングに連れていってくれました。 乗る前にサンドイッチを買うことにしたのですが、父は、「ツナと、カニと、他には...」と注文しようとしていました...普通は1種類なのにどうして何種類も?と思ったら、日本の白い食パンにはさむサンドイッチを考えていたそうです。 でも、こっちのサンドイッチは、大きなパンにがばっとはさんで食べるものすごい大きいもので、普通は「ツナにチーズにトマトにレタス」というようにメインの食べ物は1種類くらいです。出来上がったサンドイッチのあまりの大きさにびっくりしていました。 バークレー港を出発、4時間くらいかけてサンフランシスコの近くの囚人の島、アルカトラズ島をぐるっと1周して帰ることになっていました。 波が高いこと高いこと。船がひっくり返りそうなくらいゆれるので、最初は面白くて写真をとったり騒いでいました。 ヨットに乗るのは初めてで、行く前に父は「酔い止めを飲むのを忘れた!」と言うので、「大丈夫大丈夫、心配性だなぁ...」と笑っていたのですが、なんと、私が船酔いしてしまいました...とほほ。 気持ち悪くて起き上がれず、ずっと横になっていたら、いつのまにか船が止まりました。「やっと到着か」と思ったら、エンジェル島という島に着いたのでした。 エンジェル島は「西のエリス島」と言われ、アメリカへの西側からの移民はここが窓口になっていたそうです。 「エンジェル島って知らなかった」と言うと、カレンさんは、「今まで途中で船を停めたことはなかった、(気持ち悪くなってくれて停めることができたので)ありがとう」と言ってくれました(^^; 私は帰りも酔いそうだったので、ほとんど何もしなかったのですが、父はピーターさんたちを手伝っていて結構楽しそうでした。 その後は、ピーターさんの母校の UCバークレー大学を案内してもらいました。 あっと言う間に一日が終わりました(^^) |