チェロキーけん引後の災難(1)


6月 15日(火) 晴れ


つづき

さて車をけん引してもらったのはいいけど、サンフランシスコに知ってる修理屋なんてないので、適当に近くに送ってもらいました。

シリコンバレーまで、トリプルAで持って来てもらうには250ドルもかかるからです。5マイル以内なら無料。

このとき、けん引してもらったおじさんは、「オーバーヒートだけど、たいしたことない、そんなにかからないよ」と言いました。

休み明けにその修理屋に電話をすると、「70ドルだけどいいか?」と聞かれたのでお願いしました。

これであとはピックアップの手配をして...などと考えていると、その修理屋からまた電話がかかってきました。

なんか説明してたけどよくわからなくて聞き流していると、「合計で500ドル、ラジエータの交換を入れたら650ドル。」と言われました。

じゃあ、さっきの70ドルは何だったの?、と聞き返すと、それは点検の料金でした。きちんと聞かないでOKしてしまったのです。

けど、それにしても500ドルなんて高い。今まで何度も修理に出してるけど、エンジンとか大きいものではないので、一番高いブレーキを直した時だって250ドルでした。

「おかしい...」と、会社の人に聞いてみると、ラジエータの交換には、かかっても300ドルもしないというではないですか。

修理屋のおやじに、どうしてそんなにかかるのか、部品は何なのか、ということをしつこく聞き、何を言ってるのかわからないので何度も聞き返すと、相手は機嫌が悪くなってきました。

「これはシリコンバレーから出て来て、サンフランシスコで直す私の足元をみてるな」と思って、修理を断ることにしました。

けど断ると、「点検の支払いは現金のみ、私が行かないと引き渡せない、一日車を停めるのなら一晩25ドル」と言われました。ムカーーーッ!!

だけど車が無効にあるので、こちらも強い態度には出られず、「本当に申し訳ないけど今は夕方で支払いに行く時間がないから明日の朝、絶対に取りにいきます」と丁寧に言うと、一晩だけなら無料にしてくれることになりました。

さて、オーバーヒートした車を約50マイルも乗って帰ることなんてできません。いえ、車に詳しい人はできるそうです。冷やしながら帰ってくればいいそうです。

だけど、それは私にとってはあまりにも危険なので、高くついてもけん引することにしました。

ラジエータの交換で300ドル、不本意に支払う点検費70ドル、けん引に250ドルとしても、サンフランシスコでわけのわからない直しをしてもらうより、こっちで修理をしてもらう方が、同じ金額になるのならその方がいいと思いました。






* American Jokesの更新もしました(^^)



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