車のない日の通勤


6月 9日(水) 晴れ


つづき

前から書いているように、ここ、シリコンバレーでの生活は車は必需品。なにをするにも車が必要です。

でも、そういうわけで、私のチェロキーがダウンしてしまったので、その日は車がありませんでした。

最初はタクシーを使うことを考えたんだけど、ふっと思いたって、職場にバスで行ってみることにしました。

違う景色を見るにもいい時期だしね(^^)

だけど、どんなバスがあってどんなコースがあるのかさっぱりわかりません(^^;

アパートのマネージャに聞くと、「すぐ近くにバス停があるから運転手さんに聞くといい」と言われ、結構かんたんそうな言い方でした。

私の家も会社もサンタクララにあります。でもサンタクララは広いんです。

バスの運転手さんに聞くと、「まずサンノゼのダウンタウンに行って、そこから電車に乗ればいい」と、教えてくれました。

運転手さんは、息子が日本にいるそうで、しきりに私に話しかけてくれました。日本が大好きだそうです(^^)

教えてもらった乗り場で待っていたつもりが、電車の停まる200Mくらい離れたところにポツンと待っていたおかげで、電車が来たときには全力で走りました(^^;。疲れました(^^;

電車から見える景色はいつもと違い、春爛漫という感じで、「シリコンバレーって田舎だなぁ」とのんびりした気持ちで、のどかな風景を眺めていました。

「これであとは目的地まで一本」...のはずが、3つ手前の駅で停まってしまいました。

車掌さんに聞くとバスに乗り換えなくちゃいけないそう。

「私は電車で行きたい!」と粘ったのですが、線路はそこで終わっていました(^^;

なんだかふざけた気分になって、「じゃあ、あの電車に乗りかえる!」と向かいの電車を指差すと、「あれは違う!!バスに乗らなくちゃいけないんだ!!!」とどなられました(^^;

バスまで行くと「もう15分出ない」と言われ待ちました。

一番前に座ると、またまた運転手さんが話しかけてくれて、私は最後のひとりになったので、なんと終点から少し先の私の会社まで乗せていってくれました(^^)

朝から旅をした気分(^^)

...はっと気づくと、出発してから1時間45分たってました。車なら15分なんだけど...(^^;

つづく





* American Jokesの更新もしたのでのぞいてみてね(^^)



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