日記をつける(2)


3月 3日(水) くもり



さて、そういう理由ではじめたこのホームページ。

最初、私は、「アメリカで起こった留学生活だけを紹介するページをつくろう」と考えました。

自分の意見や感情などを入れるのが恥ずかしかったわけではまったくなく(^^;、私のページを見て「自分は違う」と反論する人に対応するだけの時間がないと思ったからです。今考えても、留学中の勉強は苦しいものでしたから。

そしてもうひとつ、自分の意見や感情を書かなかった理由は、ホームページを置いているサーバ。去年の6月まで、私は大学のサーバにホームページを置いていました。

私は、学生が管理している大学のサーバというものを信用していなくて(ごめんなさい(^^;)、たとえば、私のことが嫌いでサーバをクラッシュさせようとする人も出てくるのではないか、それがプロの管理しているサーバならまだしも、学生の管理では危ない、などと考えていました。

そういう理由で、留学中は極力、「生活を紹介するページ」を書いてきたのです。

そして、昨年5月に卒業、と同時にホームページを置いているサーバを変えたので、「これからはもっと自由に書こう」と決めました(^^)

ですからときどき、「恵子さんの日記の内容が留学中と今では違ってきてますね」と言われますが、実際その通りなんです。

「リラックスしてきた」とか、「のびのびしてきた」などと言われますが、生活そのものは留学中より今の方がよっぽどたいへんなので、そうやって考えてみると、やっぱり、「ホームページに対するスタンスを変えた」ことによる、「のびのび」とか「リラックス」なんですね(^^)

「感情」や「意見」も書くことに決めてからは、書こうと思うことはいくらでもあります。

私の中にはいつも20個くらい書きたいテーマがあって、その中から選んで書いています。

だけど、書く順番とかはまったく決めていません。

書いていることはすべて私の中にあるものですが、そのとき書こうと思うことをどうやって選んでいるかというと、それは皆さんからいただくメールから影響を受けることが多いんですよ(^^)

胸につまされるようなメール、感動のメール、元気いっぱいのメール、質問のメール(いい質問だと思った場合)、反省のメール、自戒のメール、前向きなメール、後ろ向きのメール(は少ないですが(^^;)、それから遊びに行ったホームページの内容から影響を受けることも。

...ただ、書いたあとに「あなたから影響を受けました」とはほとんど言いません。

また、ずっと前にいただいたメールがきっかけになっている場合もあります。

逆に言えば、私自身のそのときの心理状態が、日記にその都度反映っしているわけではありません。

だから、私の日記を読んで、「あれ?」って思うことがあったら、それはきっと、あなたから影響を受けているのかもしれません(^^)...とくに、感受性の強い人は注意して読んでみてね。これからもたくさん「かけら」をちりばめるから。









[前の日記] [日記検索] [次の日記]



[ホーム]