★101匹ワンちゃん(101 Dalmatians)★ ポンゴ(Pongo)は、ロンドンに住むダルメシアンという種類の犬。ある日、窓から同じダルメシアンのペルディータ(Perdita)が散歩しているのを見て一目ぼれします。そして飼い主を引き連れて公園を走り回った結果、飼い主同志が恋に落ち、めでたく二人は一緒の家に住むことになります。 15匹の小犬も生れて、幸せいっぱい、、、、というときに、クルエラ(Cruella De Vil)が目をつけ、この15匹の小犬とともに町中のダルメシアンの小犬101匹を誘拐します。 ポンゴたちは遠吠えを使って他の動物と連絡をとり、小犬たちを探し当てます。でも101匹もいるので全員を逃亡させるのはたいへん、、、ちょっとした物音でクルエラ率いる悪者に見つかってしまったり、追いかけっこが始まります。最後にはもちろんポンゴたちが勝ちます(^^) 何をするにも101匹なので見ていてちょっとじれったくなったりします(^^;。この映画が公開されたのが冬なので、犬たちは雪の中を逃げるのですが、途中吹雪にあったりして全員が疲れきった様子はとてもリアルでかわいい(^^)。途中いろんな動物たちが彼らを助け、無事に逃げおおせる時にはちょっと嬉しくなります(^^) でもやっぱり子どもの頃に見た101匹ワンちゃんには勝てないかな。今となっては映画だったのかテレビだったのかもわかりませんが、あの時は本当にはらはらして見たのを覚えています。炭をかぶった最後の一匹に水滴が垂れてばれてしまう場面なんて今でも思いだすとぞくぞくするくらい。 ただ、あの時も今も(^^;、クルエラ(悪者)がどうして101匹を誘拐したのかわかりませんでした。今回は聞き落としただけですが(^^;。それでエミリーに聞いたら得意になって教えてくれました(^^)。クルエラはダルメシアンの皮を剥いで売ろうとしていたそうです。もしかしたらずっと後になって、このビデオで一番最初に思い出すのはエミリーの得意げな顔かもしれない、そんな気がしました(^^)。(Jan. 7, 1998) ★眠れる森の美女 Sleeping Beauty(英語版のみ)★ 英語版でしかなくてとても残念です。ぜひ皆さんにもお見せしたい。。。 王女として生れたオーロラを国をあげて祝う席で、3人の妖精(Good Fairies)はひとりずつプレゼントをします。一人めは美しさを、二人めは美しい声を、そして三人めがプレゼントをしようとしたとき、招待されなかった魔女のマルフィセント(Maleficent)があらわれ、16歳の誕生日に針がささって死んでしまうという呪いをかけてしまいます。 三人めはマレフィセントの力はかなわないけれど、死ではなく眠るという魔法に切り替えます。その後三人はオーロラを守るために、人間に姿を替えて16歳の誕生日まで森の中でひっそりと暮らすことにします。 そして16歳の誕生日の日、オーロラは森で偶然フィリップ(Phillip)と恋におちますが、相手が王子とは知らないまま再び会う約束をして別れます。その日、自分が王女で、16歳の誕生日が終わったらお城へ帰らなければならないと聞かされ悲しみます。 さて、結局オーロラは眠らされてしまいますが、同時にフィリップもマレフィセントに捕らわれてしまいます。オーロラのことを心から愛する彼がキスをすればたちまち、オーロラは生き返ってしまうからです。そして、フィリップは3人の妖精の力をかりて脱出、オーロラを救出、というストーリーです。 何が私をそんなにとらえたかというと、この3人の妖精です。妖精というと若いか子どものイメージがあるでしょう?ところがこの3人は、人間なら50歳か60歳くらいのミドルエイジと言われる年齢なんです。 普通のアニメだと、子どもか、若い子か、若いお母さんか、おばあさんじゃないですか。これくらいの年が中心の話というのはめずらしいと思いませんか。しかも元気がよくて、とってもおかしいんです。 3人は魔法が使えますが、オーロラに見つからないように魔法の杖はしまいこんでしまいます。オーロラの誕生日に服とケーキをプレゼントしようとするのですが、お料理もできないし、お掃除もできない、という設定でまたそれがおかしく描かれています。結局魔法の杖の頼ります。二人の妖精が、ピンクか青のドレスにするかで魔法をかけあうので、そのたびに色が変わってとてもきれいです。 オーロラは美しさを与えられただけあってとてもきれいです。けれども物語の中ではこれといった特徴はないでしょう。三人の妖精が中心です。 私は実は「眠れる森の美女」が、子どもの頃の物語の中では一番好きでした。なぜかというと、眠っている間に幸せになれるのってちょっとしたあこがれですよね(^^)(January 20, 1998) ★白雪姫と7人の小人 Snow White and the Seven Dwarfs (英語版のみ)★ 考えてみると、『白雪姫』って不思議なお話ですよね。あの7人の小人。子どもの時には何も感じませんでしたが、7人の小人って何者なのでしょう。今回ビデオを観て初めてこの7人が子どもでないことに気がつきました。皆、ひげがあって、頭がはげているんです。それからあの魔法の鏡の存在も不思議だし、王子のキスで目が覚めるっていうのも、今考えてみると何か不思議な気がします。でも子どもの時はそんなこと考えずに受け入れているものなのですね(^^) Snow White は国で一番の美女ということで女王さまから嫉妬されるのですが、絶世の美女というよりは、誰からも好かれるやさしい人という感じでした。森の動物からも好かれるし、もちろん小人からも。いつもにこにこ笑っている感じ。特徴は声がとてもソフトでやさしい。だけどあまり聡明な感じはないです(^^;。考えてみれば、おばあさんの怪しい雰囲気にも気がつかずにりんごを食べてしまうんですものね。 お掃除とかお料理が上手なようで、汚い小人たちの家を見つけて掃除をしてあげたり、お料理を作ってあげたり。一緒にいて安心できるタイプなので好かれるのでしょう。
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