留学日記’98

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4月8日(水) 春雨...暖かくて気持ちいい(^^)

下着売り場


日本の下着売り場では、女の子についてくる男性って、頭の悪そうな学生か若い会社員くらいでしょう?知的でさわやかな男性(これを読んでるあなた!(^^)v)って、彼女や奥さんが買い物するのをどこか遠くの方で待っていたり、待ち合わせたりしているじゃないですか。

だから日本にいたころは、下着売り場に間の抜けた顔の男性がいたって、気にしないで心ゆくまで買い物できました。

でも、こちらはどうも違うんですねーー。いかにも頭がよさそうでさわやかな男性が彼女と一緒に入ってくるんです。

そして、間抜けな学生や会社員が手にとったりへたな冗談を言ってるのとは対照的で、彼女と一緒に下着を探すような場面はなく、どっかり真ん中へんの椅子に腰をかけて待ってるんです。

アメリカでは、目が合うとお互いにこっとする習慣があるんだけど、椅子に腰掛けた男性をちらっとみた私にもにっこり微笑んでくれました。

その笑顔があまりにさわやかなので、私は思わず下着を選ぶ自分が恥ずかしくなって動揺してしまいました。

そしてもう一度ちらっと見ると、もうこっちは見ていることはなく、ゆったりと自然に座って彼女を待っているんですね。

彼女の方も手際よくどんどん選んで、試着室へ行きます。

ここで驚いたのが、試着室の中から"Mike--", "Steve--" などとボーイフレンドの名前を呼ぶ声

中で試着しているのは下着でしょう?私が思わずドキドキしてしまいました(^^;。

動揺してる私とはうらはらに、てきぱきと買うものを決めてレジに向かうカップル。そして目が合った私に、ふたりでさわやかに "Bye!" と通り過ぎて行きます。(アメリカでは知らなくても声をかけ合うのは普通。)

そんなカップルを続けて2組も見てあっけにとられた私は、その日、何も買わずに帰ってきてしまったのでした。。。。(^^;








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