最初の2ヶ月 (94.7)

寮で


会社を辞めたのが6月30日、次の日が渡米、というハードなスケジュールにしたばかな私(^^;。最初の3日はニューヨークの友達のところに泊めてもらって、その後やっと現在の学校へきました。

ESL(English as a second language)の夏期コースに参加です。同じ寮にはヨーロッパからの留学生もいて、毎日毎晩にぎやかでした。しょっちゅうパーティをしていて、行きたくなくても断れずに行く、というようなことも続きました。

夏は比較的、人も少なく楽しかったのですが、私は勉強だけでなく、自力で生活するということがこの留学の目標でもあったので、夏のコースが終わると同時にこの寮を出ていくことにしました。

最初の2ヶ月だけの寮生活。英語も伝わらず、ペースもくずれ、とても大変な時でした。働いていた頃、「英語がうまくなりたいんだったら恥ずかしいと思っちゃだめだ」と言われていたことをよく思い出しました。

楽しかった2ヶ月、いい思い出になりました、、、としめくくれればよいのですが、こんなのまだまだ序の口、このあと、これでもかこれでもか、という(私にとっての)困難が次々現れるのでした(^^; (とりあえず引越しについての書いたものはここです。)でもそのたびに、助けようとしてくれる人、協力しようとしてくれる人、アドバイスをくれる人がいて、暖かい気持ちも味わうことができました。





=寮で(94.7)=

この写真はカメラをおいて自分でとったもの。疲れているわけでも、気落ちしていたわけでもありません。写真ができて、「こんなに緊張していたのか!」とびっくりしました。でも、きっと最初の頃はいつもこういう顔をしていたんだろうな、、(^^ゞ。

アメリカ人とかヨーロッパ人は、寮に着くとすぐ、自分の部屋を部屋らしくしていました。私は、ベッドや机を動かしていいのかもわからず、2、3日そのままにしていたら、私の部屋に遊びに来た人がびっくりしていました。「どうして写真をはったりしないのか」って。私が「貼るもの(セロテープとか)がない」と言うと「買えばいい」とお店を教えてくれたりしました。私は言われないとやらない自分の性格を実感しました。気をつけよう、と思うのですけど、29年間で培った私の性質は根強く、今でもアドバイスを受けてはじめて実行、、ということが後を立ちません。(^^ゞ







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